プロフィール

香菜

Author:香菜
大槻ケンヂ先生、narasakiなっきー、ルーク篁さま、ANGEL-TAKAさん(肉眼で確認できる唯一の天使)、クラオカユウスケさん、点々さんが大好きです。

好きなバンドはCANTA、宇宙戦隊NOIZ、えんそく、My BACTERIA HEAT IsLAND、特撮、筋肉少女帯、coaltar of the deepers、INO HEAD PARK、eversetなど。

ライブという空間が生きがい。
しかし対社会スキルが異様に低いので人が多い場所ではキョドります。すみっこで生きてます。
脳内ダダ漏れチラシの裏blogです。
生まれてすみません。
Twitterでは「ザジ」という名前です。
どちらでも呼びやすい方で呼んでくださいませ。

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ザジ、あんまり殺しちゃだめだよ。
2017-04-08 CANTA 赤坂BLITZ
CANTA15周年、おめでとうございます。

私は7周年を迎える頃からのファンなので、半分くらいの歴史は一緒に見て来たことになるのかな。

変わらないものも変わってきたものもあって、そしていつも新しい風が吹くようで。
この人達の音楽と一緒に年を重ねたい。
そう思わされることばかりです。

そしてこのblogを書き始めた今は、もうまもなくでたかむらさんのお誕生日を迎える。
同じ時代に生まれてよかった。
その魅力に気付けてよかったです。

たかむらさんは私の中で「正しさ」の核にいてくださる人です。
弱さもしたたかさも見せてくださる人間らしさで、傷口をなでるようにして。
たかむらさんの正しいを、私の正しいにしたい。
そう思っています。

お誕生日を迎える頃に一旦投稿したいので、まずはセットリストと使用ギターだけでも。
印象的だったMCなどはあとで追記したいなと思います。

<2017-04-08「春CANTA'17 Kissを初めて甘いと感じた、それは15の春でした?」CANTA結成15周年記念LIVE!>

赤坂は桜が満開で、折しも強風が吹いて、桜が舞い落ちる中で開場を待っていた。

花びらが舞う 春風の中で
戸惑いだけの胸抱いて少し泣かせて
【CANTA「Crying Days」より】


CANTAの歌詞の中でも特に美しいと思うフレーズを思い出しながら。


それでは、セットリストと使用ギターを。ペイズリーは正式名称がわからないのでペイズリーと書いています。


【KG-ペイズリー】
1.FEEL YOUR LIGHT
2.1400km/h

【KG-TRIUMPH V】
MC
3.Love Fixxxer
4.ニケ
5.My Turn

MC
6.Campanella
7.Madness

MC
8.あなたに
9.Everyday
10.My Dear Friend ~世界は寂しいで出来ている~

MC
【KG-ペイズリー】
11.Virginity
12.Bound for Freedom
13.HEAVEN’S WAITING
14.EVERYBODY NEEDS SOMEBODY


encore
【KG-SPELLBIND】
1.YEARS
2.春の嵐
3.Tonight3

【KG-ペイズリー】
4.ア・ソング フォー ジ アダルト

昨年11月にアルバムを出したけど、11月にツアーが終わっちゃって、
実はまだライブでそんなに演奏してないよね。今日はたくさんやるよ、と笑って、
Love Fixxxerの収録曲が多めのセットリストだった。
初めて聴いた「My Dear Friend ~世界は寂しいで出来ている~」が何よりうれしかった。
たかむらさんの優しさの本質にふれるような曲だと思う。たかむらさんにしか歌えないと思えるような。

そして、15周年ライブということで、15年前の1stライブでも演奏された曲を、という流れで、
タイトルコールされたのが「ニケ」だったので飛び上がるほどうれしかった。

「いつかは傷口を開いて 美しい何かを生まなければ」

なんて突き刺さる言葉だろう。たかむらさんの崇高なストイックさがあらわれているように思う。

バラードパートに入る前に、
「CANTAは普段は隠しておきたいような、人に見せたくないような暗い部分に光をあてるような曲が多い」
というお話があって。

たかむらさんが
「でもそうやって見せたくないような暗い感情に名前をつけてあげて、曲にすることで、俺の精神は昇華されているんだよね」
とおっしゃったのを聴いた時、心が震えた。

心底この人のことが好きで、惹かれる理由を突きつけられたような気がした。
「名前をつけてあげる。」
そうやって拾い上げて、傷口をなでてくれる人なんだという実感がある。
本当に好き。心から。


そして、たかむらさんが曲に込めた思いについて語られてから演奏された「あなたに」。

MCの内容はあとで触れられたらいいな。
聴きたかったです。とても。ひたすらに耳を傾けて全身全霊で聴いた。
忘れがたい「あなたに」になりました。


一旦ここまで。



たかむらさん、お誕生日おめでとうございます。
真摯さと優しさとご自身への厳しさに、惹かれながらも畏怖を感じています。

深淵をのぞくようにして、お慕いしています。

そしてたかむらさんとCANTAの存在は、私自身の仄暗さを照らしてくださる光でもあります。
どうかこれからも末長く。音楽を奏でてくださることをお祈りしています。



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【2017/04/12 00:00】 | CANTAライブ感想 | トラックバック(0) | コメント(0)
友だちはいないから ノートに猫の絵をかく
背中ごしに笑うあの娘 あなただけはとても好きだよ
くだらない人達の中で 君はどうして明るく笑うの
<本日のタイトル:筋肉少女帯「蜘蛛の糸」より引用>


大槻ケンヂ様、51歳のお誕生日おめでとうございます。

早いものでね、オーケン先生が20代の頃から好きなんですが、もうそんなお歳で。
毎年申し上げておりますが、「長生きしてください」このひとことに尽きます。

もうかれこれ2年ほど、オーケン先生現場に足を運んでいなかった。
それでもライブあるんだなあとかは気にしていたり、アルバム出たら買ったりとか、
そんな程度の本当にゆるいゆるいファンです。

私の人生にとって、というか生きるために必要なものではなくなってしまったんだな。

と考えると寂しさもあったけれど、そうやって移ろいながら、それでも心の中にずっといてくださる存在で。

そんな私が2017始まって早々に、オーケン先生のお姿を拝見する機会があった。


私の現在の本命バンドであるところのえんそくのボーカルぶうさんが司会で、オーケン先生と橘高さんをゲストに迎えてのトークイベントが開催されたのである。

これがどれだけすごいことかわかりますか・・・?!(号泣)

私がえんそくにはまったのは2014年1月、ちょうど3年前なのですが、
その時はぶうさんがそんなにオーケン先生に影響を受けていらっしゃることは知らなくて。
でもMCや楽曲の端々から「オーケンフォロワー」っぽさを感じて興味を持って、色々聴いていくうちに、
これは?!どう考えても!!!オーケン先生大好きじゃないですかー!!!
と思うに至ったという経緯があり。
私の中でえんそくと筋少は切っても切れない関係なのです。

たとえば「14才」という曲にはくるぐる使いがモチーフとして登場するし、
「最後のえんそく」という曲があったり(筋少には「最期の遠足」という曲がある)
「君の左手ボクラの右手」の歌詞は、もう、聴いた瞬間に「あのさぁ」(オーケン先生ソロ曲)が思い浮かんだ。

上に書いたのは直接的な影響を感じるもの。
他に私が勝手に連想しているシリーズだと、
「大銀河戦艦ナガト」には「カーネーション・リインカーネーション」を感じるし
「正しい世界の終わり方。」には「詩人オウムの世界」を感じる。

それと「宇宙大天使土曜日」の歌詞、『もう君に辛いことなんて何一つおこらないよ』という部分が、
私には「小さな恋のメロディ」の『もう君のまわりに不幸の存在を、俺は認めない。』と同義に聴こえている。

私の中の17才が必要としている言葉を、歌を、今与えてくださっているのがぶうさんなんだ。

オーケン先生が私の十代を支えて、救ってくださったのと同じように。


歌詞に頻繁に少女が登場するところも共通項ではあるけれど、
オーケン先生の描く少女はロリコン目線だなあと思うし、
ぶうさんの描く少女は、はみ出し者としての仲間意識を感じる。
ベクトルが違うのにそれぞれ優しい。

トークイベント当日、ぶうさんも相当緊張されていたようで。もうこういうツイートとかでぐっとくる。

いつかゲストで呼んでもらうのが夢。

本当に、今度はトークじゃなくてライブでも。共演してほしいと思っています。

イベントの最後にはアコースティックで「蜘蛛の糸」を演奏される場面もあって、
オーケン先生とぶうさんが並んで歌う姿には思わず感極まった。

ぶうさんがどれほどオーケン先生のことを敬愛しているかわかるので、
ぶうさん・・・本当によかったですね・・・という気持ちももちろんあったし、
私にとっては十代の頃のカリスマと、現在のカリスマが並ぶという、
夢のようなというよりは冗談でしょ?!と言いたくなるような光景が現実化してしまったのだから。

同じくイベントに出演されていたTHE BLACK SWANの樹さんのツイートも。


今活躍している若いバンドマンの方々の、憧れの存在なんだなあとあらためて実感して胸が熱くなった。

そしてぶうさんのイベント終了後のコメントを見てまた泣く。

ぶうさん。。。
本当に私にとては過去現在未来が邂逅するような、そんなイベントだった。
ありがとうございました。


死にたがりではないけれど消えたがりだった私も、
いつのまにか30年以上生きてしまった。

それでも生きていてよかったと思えるような、こんな日があるから、
やっぱりもう少し生きてみようかなと思います。


オーケン先生を好きになって20年以上経って、
今はオーケン先生に影響を受けた人達の音楽に夢中になっているって、すごいことだなあ。


「花や夢や時のロープは 僕らを結び
 僕の過去と君の今とを
 あー強く 糾える」
<特撮「アザナエル」より引用>


オーケン先生の歌詞でこの曲が一番好き。ずっと胸に抱いている。

「君の悲しみさえも愛してた どんなに離れていてもそうです」

これからも、共に歩んでくれる音楽でありますように。

【2017/02/06 00:00】 | のほほん | トラックバック(0) | コメント(0)
2016-12-18 ラッコ 1st ONEMAN TOUR FINAL 高田馬場AREA
てんてんさんの新バンド、ラッコのはじめてのワンマンツアー東名阪がファイナルを迎えた。

9月15日の活動発表から、「コアラ」としての数回のライブを経て、ラッコとして初めてライブをしたのが11月3日。
デモンストレーション的な内容だったあの日から1ヶ月半。
恐ろしいようなスピードで、ラッコのライブパフォーマンスは進化を遂げているように思う。

ワンマンファイナルの2日前には主催ツアーのファイナル公演もあり、新宿ReNYという大きなステージが、ラッコの面々にはよく似合った。
てんてんさんは、ステージが大きければ大きいほど、観客の声が大きければ大きいほど、強く光を放つ人だ。
それを体感できてよかった。

そして2月3月と2ヶ月連続のシングルリリース発表、それに伴う主催イベント、全国ワンマンツアーなど、
息もつかせぬような活動予定が発表されて、これは付いていくだけでも必死だななんて思って、それもまた贅沢な悩みだと思った。

「滅亡のブルース」が音源化される。それが私には何よりもうれしいニュースだった。
3月が待ち遠しい。

ワンマン、私は一番後ろから観ていた。てんてんさんが支配する空間を俯瞰するのはとても胸に刺さる体験だった。
MBHIを初めて観た日の衝撃に近い感覚の衝撃を得て、ひたすら唖然としていた。

この人は歌うために生まれてきた人だと、悟るように理解した、あの日のように。

あの感覚は、写真でも動画でもきっと伝わらない。一度会場に足を運んでほしいな。
心底そう思うようなライブだった。

前置きが長いのはいつものことながら。私がライブ感想をレポートと言わないのはまったくレポートできていないからで、
本当に個人の感慨ばかりをたくさん書き連ねてしまって、正確さなどは微塵もないけれど、
覚えておきたいことのいくつかを、忘れないために書き残します。

<2016-12-03 ラッコ 1st ONEMAN TOUR「はじめての着水」FINAL 高田馬場AREA>

セットリストを先に。
SE:怪しい眼鏡屋さん
1.偽物語
2.ほろ苦ィ。
3.火花を散らしたら
4.液体
MC
5.怪虫
6.滅亡のブルース
7.幽囚谷のバッタ
MC
8.サニーサイドアップ
9.Googly eyes
10.ほろ苦ィ。
11.終焉詐欺
12.色彩皆無

encore
1.Googly eyes
2.色彩皆無
3.ほろ苦ィ。


アンコール3曲だったと思うけれどそこだけ自信ないな。70%くらいの確率で合っています。

開演時間から押すこと10分くらいだったろうか。
客電が落ちてステージの幕が開き、会場のSEが洋楽から「怪しい眼鏡屋さん」に変わる。

あの瞬間の胸の高鳴りは、何度経験しても慣れないくらいに胸が痛くなる。
ステージに立つ人が好きで。ステージに上がった瞬間だけ、私の世界と通じる扉が開く。異次元の住人のようなものだ。

higiriさん、Ivyさん、milkさん、SANさんが登場されて、最後にてんてんさんがステージに現れた。

まだ薄暗いステージで、てんてんさんが口上を述べる。

てんてん「12月18日、ラッコ1st ONEMAN TOUR『はじめての着水』ファイナル、東京公演。ご来場ありがとうござます。」

主催の日のように「始めます。」はおっしゃらなかったけれど、ライブ開始の口上はてんてんさん独特のもので、ぞくぞくした。

1.偽物語

そして始まった1曲目は、「怪しい眼鏡屋さん」初回盤の最終楽曲であるバラードで、
ライブ前のインストアイベントでてんてんさんが「1曲目から少し驚かせるかもしれない」というようなことをおっしゃっていたのは、このことだったのかな、と思った。

セットリストに込められた意図のことはご本人の口から語られない限り、憶測になってしまうけれど、
これまでの経験や後悔と、今現在の決意を歌われているようなこの曲を、この節目のワンマンの1曲目に選ばれた意図を、どうしても想像してしまう。

変拍子になるパートもあったり、ライブで演奏するには難しい曲なのではと思うのだけど、
すべての楽器の音が調和して包み込むような心地で聴こえて、鳥肌が立つようだった。
バラードを歌う時のてんてんさんは泣いているみたい。声ににじむ切なさに胸が締め付けられる。

間奏のあと、「拾い集めては形崩さずなおすけれど」のあたりで短い間だけマイクスタンドを使って歌う姿も美しかった。
私は激しい曲も好きだけれど、バラードの時は立ち尽くして聴いていても許されるから、バラードに心が寄りがちなのかもしれない。
てんてんさんが、思いのすべてを込めるようにして、マイクスタンドを抱え込むようして歌う姿を見ながらそんなことを思った。

そういえば、主催イベントの時にこの曲について語ってらして、「見えない銃」という言葉はブルーハーツのトレイントレインからきているとのこと。
見えない自由に向かって 見えない銃を撃ちまくる 本当の声を聞かせておくれよ、だね。
「日本は銃社会じゃないけど、見えない銃は撃ちまくるでしょ?こんなに昔に、そういう表現をしていた甲本ヒロトはかっこいいなあと思って。だからこの言葉は大事な曲で使いたいと思ってた」
そんな風にお話しされていた。
あとこれはかわいい話なんだけど、「トレイントレイン走っていけ」という歌詞が「てんてん走っていけ」に聴こえて、勝手に応援ソングだと思っていた節があったらしい。かわいい。
もう、てんてんー走っていけーにしか聴こえない。。。


1曲目が終わると、てんてんさんはファーのジャケット(というかあれは半分の袖と身頃しかないのでジャケットとは言わないのだろうか)を脱ぎ捨てる。
私はあのもふもふ好きだからもっと長く着ていてもらいたかったけれど、やっぱり暑いのかな。
左の手袋も早い段階で外してらしたけど、いつのタイミングだったかな。もう少しあと。
右の手袋はそれよりさらにあと。

2.ほろ苦ィ。

間髪を入れずに次の曲に入る。この曲は手繋ぎヘドバンというV系界隈では懐古的なフリがあるので、
名古屋ワンマンでも東京主催でも曲に入る前にてんてんさんが手繋げー!って煽ってたけど、
この時は流れ止めたくなかったのかそれはなかった。

この曲でSANさんがワウペダル多用されているイメージだったのだけど、エフェクターボードの前から離れてらっしゃる時間が長かったような気がするしアレンジ変わったのかな。
ピックスクラッチのような感じで弾かれているのは引き続きそうだったと思うけれど。
次は注目して見てみたいな。
ラッコのライブ新鮮なので、わりとてんてんさんだけでなく満遍なく目がいってしまっていたけれど、
この日はとにかくてんてんさんから目を離せなくて色々見ていなかったと思う。

この曲の時かな、てんてんさんがマイクコード持ってマイクぐるぐる回してらして、その所作が好きなので愛おしく思った。

3.火花を散らしたら

初回盤の音源に入っている中では一番好きな曲だ。フレーズや展開、かっこいいなと思うポイントがたくさんある。
てんてんさんの声、私はシャウトやグロウルよりメロディアスなパートを歌っている方が好きなので、
この曲は吐息づかいが感じられるようなてんてんさんらしい歌い方で、それも好きだなと思う。

この曲でもマイクスタンド少し使ってたのかな。手拍子煽る時とかに両手使ってらした気がするから。

間奏でてんてんさんが「ギター!」と叫んでギター隊を指差したのがとてもよかった。
そして記憶が確かなら、SANさんとmilkさんがセンターのお立ち台にさっと上がって、お二人で寄り添うようにして演奏して、ネックを擦り合わせるようなステージングをされていたと思う。
そしてそこからのmilkさんのソロ。エフェクターボードが客席と垂直の向きなのか、ソロの時に壁を向かれている時が多いような気がする。かなり頻繁にスイッチングされているイメージがあるし本当に音色が多彩だなあ。

ラッコ、てんてんさんを見ないといけない(義務ではない)のに、皆さんはっと目を引くような演奏されるから本当に目が足りない。Ivyさんもびっくりするくらい動きながら演奏されるしなあ。見応えある。

4.液体

まだ音源になっていない曲。重くて暗くて激しい。

Ivyさんがセンターのお立ち台でソロを弾かれるところから曲に入ったと思う。そういうイントロなのか、
ソロからのつなぎなのかはまだわからないけど、すごくかっこよかった。
あと途中で気づいたので定かではないけど、この曲の時だけIvyさんチョッパーで演奏されている気がする。

そしてサビに入る前にドラム以外の音が落ちる部分があって、ほんの1小節くらいの短い時間だけれど
higiriさんソロっぽくて、かっこよかった。リズム隊に目が奪われる曲だなあ。

出だしの歌詞が「この頃流行りのデトックス」であることと、
最後の方の歌詞が「傷物の君をもっと頂戴」「君に液体を注ぎ込む」とか聴こえるなあ、くらいしか覚えていないけど、
これもてんてんさんらしい毒がある曲だと思うし、かっこよくて好き。
語弊があるかもしれないけど、最初に音源になった曲より、ライブで演奏している新曲の方がさらにかっこいいと思っていて、
それだけラッコが凄まじい勢いで進化していることのあらわれなのかなと思う。

髪をぐしゃぐしゃにかき乱して、突き動かされるようなステージングで歌うてんてんさんがとても好きだと思った。

ここで最初のMC。それまでも曲中の煽りとかはあったけれど。
MCのタイミング何回かあったのでもう内容を混同しているしはっきり覚えていないけれど、なんとなくで書きます。

てんてん「こんばんはー。ラッコです。今日は来てくれてありがとうございます」
「意外に思われるかもしれないけど・・・俺バンド歴結構長いんですけど、今が一番忙しいんじゃないかなってくらいライブ出来てて・・・ヴィジュアル系があまり元気ない時代に、今日この場所を選んで来てくれてありがとうございます。」


この日はMCの度にファンへの感謝を口にするてんてんさんがとても印象的だった。
大げさでも形式ばったものでもなくて、自然と口をついて出る言葉が「ありがとう」なのかな、という感じで、てんてんさんの素直さがとても愛おしいと思った。

てんてん「丸くなったとか言われるけどさ、昔は確かに、MCでも『光が・・・眩しい・・・』みたいな感じで(顔の前に手をかざして遠い目をする)ずっとかっこつけてたから・・・ねえSANちゃん?」
SAN「てんてんさんは眩しいです。僕はサンですけど、太陽より眩しいです」
てんてん「太陽より眩しいものって何?(笑)」
SAN「そうですねえ、宇宙ですね。僕はてんてんさんに包まれています。」

SANさん、生真面目な感じでお話されるから余計に面白いというかなんというか。素敵な人だなあと思う。
そしててんてんさん、メンバーさんと絡む時はずっと楽しそうに笑ってらしてかわいい。

てんてん「昨日?違う、一昨日のライブが始まる時に、12月18日、って今日の日付言ってたみたいで・・・色んな人に指摘されて、いやいやそんなこと言ってないって!と思ってたんだけど、映像見たらほんとに言ってた・・・(笑)だから今日は映像見るの怖いんだよね、緊張してる(笑)」

そんな風にひとしきお話されてから、次の曲につなげようとするてんてんさん。
話のオチがわからないというか収拾がつかなくなることはよくあるのだけど、確かこの時もどうやってまとめようか四苦八苦されてるみたいだった。

てんてん「えっと、なんでこんな風にしゃべってるかっていうと・・・次の曲は新曲で・・・新曲です!(笑)引きこもりの曲です。『怪虫』」

5.怪虫

今発表されているラッコの曲の中で一番暗くて重い曲だと思う。テンポもスローで。
暗い部屋で一人いるような描写の歌詞で、「布団」という単語があったことだけは覚えている・・・
ヴィジュアル系の歌詞に布団ってめずらしくないですか。引きこもりの曲だからか。
こういう曲ももっと聴きたいなと思った。
てんてんさんの声、暗い曲にもとても映えるから。

6.滅亡のブルース

ああ。ラッコの曲でこの曲が一番好き。
てんてんさんらしさというか、私がてんてんさんに期待している部分が一番色濃くあらわれているからかもしれない。
大好きだったMBHIやRe:MBHIと重ねてしまう部分もある。無題とか、ナイフとか。

「信じていたものが奪われたり盗まれたり」そんな歌詞で始まる気がする。
その先も断片的にしか聞き取れていないけれど、胸に引っかかるような言葉が多くて。
早く歌詞が知りたいなと思う。
時に膝をつきながら、吐き出すように歌うてんてんさんは美しくて、儚くて。好きだった。

「君が放棄した世界を 僕が壊すよ」

この歌詞、本当に好き。このまま音源になるといいな。

7.幽囚谷のバッタ

2月に発売されるシングル曲。MVスポット公開されているのでせっかくなのでリンクを。
音もかっこいいけど映像がインパクトすごいのでぜひ見てほしい。


曲の展開がかっこいい。ちょっとしゃれてる感じのメロディーから急に激しくなるのとか。
最初の音源はもっとこう、わかりやすい王道だなあという印象が強かったのだけど、
もっと癖のあることもやってのけるし独特な世界観があるよ、というのを見せつけてくれるようでこの先が本当に楽しみ。

ここでMC。なんの話してらしたかなあ。日曜日だねーって話は覚えてるけど。
どのタイミングでされていたかわからないMCをここでつらつらと書くと、
「床に荷物とかある人は・・・ステージで預かるわけにもいかないしなあ、端に寄せてねー。落し物はちゃんと届けてあげて!大事なものはちゃんと持って!」
とかそんなことをおっしゃっていた。
てんてんさん、荷物ある人は端に、っておっしゃるよなあと思って。Re:MBHIのときもそうだった。
持ち込んだだけで切れる人も多いので優しいと思う・・・。
(預けてくるのが一番いいのは前提として・・・)

「一番後ろのやつも前まで来たいと思ったら来たらいいし、そういうライブがしたいんだよ。場所関係ない」
「アザ作って帰ろうぜ!」
とかも。てんてんさんらしい台詞だ。

あと「ヴィジュアル系しょって行きたいんですよ!」と熱く語ってらして、その気概がとても好きだと思った。
いつか戻ってくる人達のためにこのシーンを守り続けたいのかな、と勝手な印象を持っている。
細かい言い回しは忘れてしまったけど、「活動開始してまもなくでまだ荒削りだけど、バンド始めたばっかりの頃の気持ちでやっていきたいと思ってる」とかそんなこともおっしゃっていた。

てんてん「日曜だね。日曜って何してる?子供の頃だったら日曜といえばアニメだったよね。今も日曜にワンピースやってるのかな。」

そんな日曜トークからのサニーサイドアップ。目玉焼きの歌で、日曜の歌でもある。

8.サニーサイドアップ

初回盤には入っていなくて通常盤に入っている2曲が両方好きなのだけど、
この曲のキャッチーさと歌詞が独特なところがとても好き。てんてんさんの声が心地よい。
出てくる単語わからなくて何個も検索した。ゲーム関係の単語が並ぶなかに、個人的には中二病っぽいなと思う要素もあったりして、そこが好きだな。
ラッコではストレートに明るい曲調の曲、まだ希少だと思うけれど、この曲ライブで聴くと単純に楽しくなってしまう。
それと、こういうフロアが笑顔でくるくるしているような曲の時にてんてんさんもにこっとしながら客席見渡すタイミングがたまにあると思うんだけど、それも好きだな。

9.Googly eyes

サークルモッシュと背ダイで忙しい曲。サークルモッシュのタイミング短いから、大きい会場だと確実に戻ってこれないなと思う。
ReNYの時は実際、戻りきれずにみんな走ってたような。

そしてこの日のAREAでは、てんてんさんが1段目は右回りで2段目は左回りな!とか楽しそうに指示してたので、えっどっち?こっち?と戸惑うフロア。
てんてんさんが楽しそうで何よりだよ。

この時かアンコールの時かわからないけど、Googly eyesの時にてんてんさんがIvyさんに後ろから抱きつきに行っていたのは覚えている。
そしてIvyさんにこっとはしてたけど忙しそうでそんなにかまってもらえないてんてんさん。
インストアでもGoogly eyesのベースとコーラス大変、みたいなお話してたなあとそれを見て思い出していた。

そして次の曲に入る前。

てんてん「隣の人と手つないで!やって見せるから。こういうの」

と、SANさんの方に近寄って、手をクロスさせてつなぐ。
よく見えなかったけどスムーズにはつなげてなかったような。クロスさせようとしてるんだなというのはわかった。

てんてん「バンギャルがやるやつあるでしょ?これでヘドバン。」

このタイミングではないんだけど、曲中で「ヘドバンしてる時のバンギャルはかわいいねえ?バンギャルのかっこいいところ見せてくれ!」とか煽ってたなあ。

てんてん「後ろまで見えてるからな!ひとりの人いたら仲間に入れてあげて!!」

そういうことを言われると私は貝になりたい・・・と思うタイプなので、早く終わらないかな!と思いつつもてんてんさんが楽しそうでよかったなと思いました。
うつむいていると周りの方が気を遣ってくださるのが本当に申し訳ない・・・
誰も私のような挙動不審なコミュ障と手つなぎたいわけがないじゃないですか、と思うのでほんとつらい。
でもこの日は名古屋のように個別煽りしたり(男性を煽ったりはしてたけど)全員つなぐまで曲いかねーぞとかはおっしゃらなかったのでまだ平和だったし3柵のことは静かに観たい人達だと判断してほっといてくださった感ある。

でも曲始まってしまえば、手つなぎヘドバンするの最初だけな気もする。
その説明のためにいちいち流れ止めなくても、したい人が自主的にするようにそのうちなるのかな、だったらいいな、と思って見ている。
てんてんさんが00年代くらいの激しいV系の文化を取り戻したいのかなというのは強く感じるし、ラッコもラッコのお客さんもそのポテンシャルありそう。


10.ほろ苦ィ。

タイミングが定かではないけど、少なくともこの曲の時にはSANさんがジャケット脱いでらいてノースリーブシャツだったような。
てんてんさんに「ネグリジェみたいでかわいい」とMCで言われていた。

ほろ苦ィ。のSANさんのギターがすごく好き。ソロのピックスクラッチみたいなのもかっこいいし。
なのでこの曲はSANさん見ている時間が長いかもしれない。

てんてん「残り2曲しかないですよー。暴れられますか?」

11.終焉詐欺

頭の弱い客で申し訳ないけれど、この曲で一番よく覚えているのは、
「天使のフリして小悪魔を抱きにいこう 熱いキスで塞いだ戯言は」
のあたりで、てんてんさんがSANさんに抱きつきにいって、あーこれはするだろうなと思ったら予想通り、右頬に熱烈なキスをしてらしたことですね・・・。
てんてんさんいいライブしてるなあ楽しそうだなあと思った日は、高確率でメンバーさんにキスしてる気がするので、いいライブだったんだなと思いました(感想)

12.色彩皆無

拳ヘドバン曲。(私はできないので拳しかしてない)
その景色を後ろから観てると壮観だったから、てんてんさんがなりたいような暴れるバンドに、きっとなれるんじゃないかなとかぼんやり考えていた。

ギターソロのゆっくりしたフレーズはmilkさんで、その前あたりにSANさんとmilkさんが近づいて演奏されていたような気がする、けど他の曲と混同してるかも。

てんてんさんマイク振り回すいつものパフォーマンス、この日は頻繁にされていたなあ。

あと歌えなくなるタイミングはそんなになかった。
声聞かせてくれ!とか煽って、そのあいだ歌ってないとかはあったし、
全身全霊で歌って、全力ゆえに肩で息をしているあいだにコーラスだけ流れてる時もなくはなかったけど、
その姿にもまたてんてんさんの本気を感じる。
てんてんさん、歌うことを諦めることはなくなったな、というのはRe:MBHIの時から感じている。
色々語弊あるけど。
毎回完璧じゃなくていいし、それでも全力でいてほしいとずっと思っていて、
そういうてんてんさんをちゃんと観られてよかった。

曲が終わると残響の中でてんてんさんが少し笑って歓声に応えるようにして、すっと舞台袖に下がる。
なんとなくだけど、てんてんさんがすっと心残りなく去っていくときはほっとする。
去りがたいようにしている時も、とてもいいライブだったことが多いけど、きっと何か寂しいんだなという日だったから。

最後までステージに残ったhigiriさんが立ち上がってバスドラ踏んで少し煽るみたいにして、ヘッドギアを少し乱暴な仕草で外す姿には胸を打つものがあった。

encore

アンコール、どなたから出てらしたんだったかな。
SANさんがお話しされた流れで、メンバーさん全員で床に座り込んだりしてしばしトークタイムになっていたような。

SAN「今日はみなさん、来てくださってありがとうございます。このワンマンに向けて『SAN散歩』とか、宣伝も色々やってみました。満員とはなりませんでしたが、こんないい景色を見せてくださってありがとうございます。」

SANさん・・・。ラッコでは中心人物というか始動にあたってのキーパーソンであるので、思いの深さを感じる。
SAN散歩というのはTwitterに投稿されていたツアー先で収録の宣伝動画で、てんてんさんと仙台の商店街歩いたり、名古屋で観覧車乗ったりしてらした。

確かに満員ではなかった。でも最初から完璧じゃない方が、目指す景色がある方がいいし、節目のワンマンはソールドアウト確実な会場より大きな会場を選んでくれた方がいいなあと思う。

SAN「今日はライブの前にインストアイベントもあって・・・初めて壁ドンしました。自分は人の目が見られないタイプなので緊張しましたが、徐々に楽しくなってきました(笑)また壁ドンも盛り上げていけたらと思います」

何言うてはりますのん。SANさん、言葉の端々から生真面目さとお優しさが伝わってくるなあ。
そして一時期流行った壁ドンだけど最近は下火だよねという話になって、床ドンとかもあるよとかそういう話に。

てんてん「床ドンの時はSANちゃんはなんて言ってくれるんだろうね」
milk「(壁ドンの時は)『そのうるせえ口を塞いじまうぞ』だっけ?(笑)」

※壁ドンイベントの前のトークでSANさんが考えた台詞

てんてん「でもさあ、床ドンって絶対手首骨折しない?こうやってドーン!っていくってことでしょ?」
立っている姿勢から斜めに倒れて腕を床につくようなポーズをとるてんてんさん。えっ・・・。

そして他のメンバーさんに、横で寝ていて、ここぞいうタイミングで体の向きを変えて顔を覗き込むようなことじゃないの?と言われ、え?こういうこと?ていうかそれ寝返りじゃん!!などと盛り上がってらした。

しばしゆるいトークが続いて、なごやかな雰囲気に。どうやって曲に入ったんだったかな。
アンコールのタイミングでも、再度「ヴィジュアル系しょっていきたい」という言葉を聞いたようには思う。

てんてん「暴れるバンドと言えばラッコだよね、ってそういう風になりたいんですよ!ヴィジュアル系しょって行きたいんすよ!かっこいいバンドにはかっこいいファンが付いてるから。付いてきてくれますよね?帰ったらTwitterに書いてください、『ラッコ暴れるバンドだった』って。そうしたら広まっていくから」

てんてん「もう1回聞くけど足元に荷物ある人?え、いないの?・・・いや、あるよね(笑)・・・ここで(ステージで)預かれないかなと思って・・・無理か・・・今のうちに壁に寄せてね。」

てんてん「(物販の)パーカー着てる人ー?着てない人は買って帰ってね、なんと今日なら500円引きです!・・・冗談です!ごめん今のなし!!」

冗談かよ!

てんてん「でも俺がラメさんに言っとくから!」

なんでそんなに向こう見ずなこと言うの!そういうところ好きだけど!

てんてん「パーカー着てる子好きなんだよね」
SAN「そういえば最近てんてんさん、僕によくパーカーをくださるんです。今までは優等生な格好が多かったんですが、最近はラッパーのような服装になってきました」
てんてん「あー(笑)韻を踏んでそうだよね」

この日の私服インストアでもKRYのパーカーをお召しでしたしね。

先述のとおりどうやって曲に入ったか忘れてしまったのだけど、てんてんさんの熱い煽りから入ったことは間違いない。

1.Googly eyes
2.色彩皆無
3.ほろ苦ィ。

記憶がこんがらがってるのでまとめて書くけれど、アンコールは本当にカオスだったし、フロアもメンバーさんも楽しかっただろうなと思う。
それを後ろから眺めているのが幸せだった。
Ivyさんがものすごくうれしそうな笑顔でタオル振り回して前方のお客さんをバシバシしてらして、楽しそうすぎて見とれているあいだにてんてんさんがフロアに降りてらしたし。モッシュに混ざっていないお客さんをモッシュに誘い込んでいたらしい。
サークルモッシュのはずのところが、カオスすぎて一定方向に走れずにぎゅうぎゅうになっている光景とか、
背ダイする人数がどんどん増えていくのとか。
てんてんさんが目指す景色はきっと叶うと思う。だからその時まで続けてほしいな。そんなことを思った。

てんてん「また、遊ぼうな!」

そう言って去っていくてんてんさんを、まぶしいような気持ちで見ていた。

動き出したばかりのラッコというバンドを、私はまだ掴みかねているけれど、とんでもない熱を秘めていることだけはわかる。
何よりほんの数回のライブでここまで凄まじい進化を見せつけてくれた。
だから、もっと遠くまで届くといいな。伝わるといいな。そう思う。

最後にツイート引用とか。




てんてんさんちょっと写り込んでてかわいい。


てんてんさんのblogこーしん。
Re:MBHIのリヒトさんあらためしゅーとさんが来てらしたんだ。

てんてんさんしゅーとさんひぎりさんで、Re:MBHIの3人で写っている写真がblogに載っていて、胸をえぐられる。
うれしいんだよ。そして思い出してしまってつらい。大好きだったから。

ラッコとして成功してほしい。MBHIの活動は、遠い未来にもしも余裕があったら、になると思っている。
今度こそこれが最後のバンドで最後の活動と思いながら、振り絞るようにして命をかけて活動されているのかと思うとつらさもあるけれど。
一時期の苦しさのようなもの、憶測でしかない部分もあるけれど、とても痛々しかったから。
早く迷いなく音楽に専念できるように他の心配事がなくなればいいなと思っていた。

てんてんさんはステージの上でしか生きられないような、そんな生まれながらのロックスターだから。

以前えんそくのぶうさんが点々さんを評して「ROCK or DIE」とコラムで書いてらしたことがあって、
(そのコラムの内容がとてもうれしかったということは点々さんもふれてらした)
その表現がまさに点々さん、と思ってとても気に入ってしまったし、今もずっと心の中心にある気がする。
てんてんさんには、生きて伝説になってほしいんだ。早逝のカリスマへの憧れもわかるけれど。

生き急がないでほしい。でも生き急ぐような瞬間的なきらめきに強く惹かれてしまう。

すり減らさずに、輝き続けてくださいますように。


2016年は点々さんに始まって(1月にRe:MBHIの発表があったから)、そしてRe:MBHIと出会えた年で。
半年間でお別れになったけど、本当に、出会えたことに感謝している。心からあの音楽と空間を愛した。
だからラッコにはまだ複雑な思いも抱えている。それでも、てんてんさんが表現されたいと思うことを見つけたのなら、
それを惜しみなく発揮できる場所であるのなら、必ず届いてほしい。

今はそう思っています。

毎度のことながらひとりよがりな文章しかつづれないけれど、ここまで読んでくださった方がもしいらしたらありがとうございます。

少しでもラッコの音楽に興味をもって、ライブに行ってみたいと思ってもらえたらうれしいです。

きっとこれが今年最後の記事なので。また来年お会いできますように。
【2016/12/23 17:01】 | ラッコ | トラックバック(0) | コメント(0)
2016-12-03 ラッコ 1st ONEMAN TOUR HOLIDAY NEXT 名古屋
ラッコ東名阪ワンマンツアー2日目名古屋。

主催イベントツアーは行けていないのだけど、ワンマンだけは見届けたいなという思いで行ってまいりました。

大阪ワンマンは激情さと衝動に満ちたような精一杯のステージで、その荒削りさに心動かされるものがあった。
そして名古屋ワンマン。間に1回のイベントライブがあったのみと認識しているのだけれど、
めざましく進化しているように感じられて衝撃を受けた。
それぞれキャリアのある方々なので、回を重ねるごとに凄まじいスピードで空気感を自分のものにされているのかな、
などと考えても見るけれど、とにかく驚いた。

率直に言えばCDはそつなくまとまっている印象を受けたのだけれど、ライブで実際に聴くと音源よりずっとよい、と感じる曲ばかりで。

ラッコの音楽に触れてみてほしいと思うし、できればライブを観てほしい。
そう思えたライブだった。

記憶が薄いのでセットリストくらいしか残せないけれど、ライブに行けてよかった、という記録として書き残します。

<2016-12-03 ラッコ 1st ONEMAN TOUR「はじめての着水」HOLIDAY NEXT 名古屋>


セットリスト。
1.終焉詐欺
2.サニーサイドアップ
3.液体
4.滅亡のブルース
5.偽物語
6.ほろ苦ィ。
7.幽囚のバッタ
8.Googly eyes
9.ほろ苦ィ。
10.火花を散らしたら

ドラムソロ
11.色彩皆無
12.終焉詐欺


-encore-
てんてんさんギターソロ
ベースソロ
1.液体
2.Googly eyes
3.サニーサイドアップ
4.色彩皆無


大阪より3曲くらい増えてる。アンコールにてんてんさんがもう1曲、もう1曲と2曲増やしていたような気がする。


大阪と同じくSEの怪しい眼鏡屋さんから始まって登場かなと思い込んでいたので、
客電が落ちて幕が開くと既にステージ上にメンバーさんがスタンバイしていたことに驚いた。

てんてん「12月3日、ラッコ 1st ONEMAN TOUR「はじめての着水」名古屋。」

ライブ開始前に日付を言うてんてんさん独特の口上。kiss my wayの復活時に初めて聞いたのを思い出した。
始めます、という定番のフレーズは言ってらしたか定かではない。

1.終焉詐欺

そして始まった曲が終焉詐欺でまた驚く。大阪では本編の最後の曲だったから。
ステージが高めのホリデーネクストで、台の上に立つてんてんさんは、とても神々しく見えた。
鋭い視線でフロアを見渡すようにしながら歌う姿に、胸がヒリヒリするような感傷を感じた。

1曲目を歌い終わった途端に、ファーのついた上着を脱ぎ捨てる。早いよ。
その衣装好きなんだけどな、と残念に思いつつも、てんてんさんらしいなとも思う。

2.サニーサイドアップ

タオル回す曲。それだけで楽しげな曲ではあるんだけど、この曲ほんといいなあ。
個性的でもあるし、歌詞もてんてんさんらしいギミックがあって好き。

マイクスタンド使ってたのこの曲だったかなあ。マイクスタンド使う時のてんてんさん、
すがるみたいに歌う時か、両手をマイクから離すことが多いと思うんだけど、この日はマイクスタンドごと動いてらして、
ちょっと新鮮だなあと思って観ていた。マイクスタンド抱えたまま体折り曲げたりとかそういうこと。

あと序盤の曲のどれかで、Re:MBHIでいうとアイスピックの時にやってらしたみたいにリズムに合わせて足踏みする動作されてたんだけど、音源を聴いててもここだ、というポイントがわからない・・・
次にライブ行った時に気付けたらいいね・・・。

このあたりでMCしてらしたかな。

てんてん「本日はラッコ 1st ONEMAN TOUR にご来場いただき、ありがとうございます・・・楽しんでますか?もっと前に詰めてください。この人数だからこそ、ひとつになれると思うし・・・俺は泳ぎたいんだよ!飛び込めるくらい詰めてきてください」

てんてんさんダイブ好きよね。私が初めて点々さんを観た日も、客席に飛び込んだ点々さんを観て驚いたものだ。

てんてん「まだまだライブ回数も少なくて、思い通りにできないこともあるし、考えすぎて行き詰まってるときに、ラメさんに「考えすぎじゃないの?」って言われたりするんだけど・・・ライブを重ねるごとに着実に進化できてるのは感じていて。だから今日も映像見るの楽しみなんだよね。」

考え考え言葉を選んではぽつぽつと喋るてんてんさんは、とてもらしいなあと思った。

3.液体

新曲でタイトルコールしなかったんだけど、絶対これが「液体」だと思った・・・
大阪ではセトリの紙に書いてあったので、しかも滅亡のブルースの位置に書いてあったので、
滅亡のブルースの仮タイトルが液体なのかと思ってたけど。
歌詞を聴く限りこの曲が「液体」で間違いないと思った。

ヘビーな音の激しい曲で、かと言ってボーカルラインはシャウトよりもメロディがはっきりしていたと思う。
「傷物の君をもっと見せて」「君に液体を注ぎ込んで」
そんな歌詞があったような気がする。

そして記憶違いでなければ、ギターソロはSANさんとmilkさんで順に演奏されていて、
ソロ回しある曲他にあったかな?これいいなーと思うなどした。

このタイミングでもMCされていたかな。ニュアンスだけど、

てんてん「前に来たいと思ったら一番後ろからでも来てほしいし、ここには俺らを観にきてる人しかいないんだから、それで文句言う人はいないと思うんだよね。ラッコはそういうバンドになりたいし、観に来てくれてるみんなにもそうなってほしい」

そして大阪でも同じことあったけど、次がバラードなのに「付いてこれますかー?付いてこれんのかー!!!」とか熱く煽ってしまって、あー俺上手くねーわー!と自分で突っ込む。自由でいいと思います。

てんてん「次の曲は新曲で・・・『滅亡のブルース』。」

4.滅亡のブルース

どうしよう、まだ音源にもなっていないのに、この曲がラッコの曲の中で一番好きになってしまった。
てんてんさんの声で好きなところはたくさんあるけど、ひりひりとした切なさと孤独が声ににじむところが特に好きで。
この曲はそれをまっすぐに突きつけられるようだ。

「君が放棄した世界を 僕が壊すよ」

終盤の歌詞に鳥肌が立った。私は世界を壊すことを歌う人にとても弱い。

5.偽物語

また滅亡のブルースからの偽物語だ。泣くなという方が無理だ。
かと言って静かでしんみりしただけのバラードでもなくて、感情が忙しい。

変拍子というので合ってるのかな、ところどころ複雑なリズムが入るのを、ライブで聴くととても技術の高さを感じるなあと冷静に考えるところもあった。

6.ほろ苦ィ。

この曲はSANさん祭りなので・・・上手を視界に入れつつてんてんさん見てますね・・・
(意訳:SANさんがワウ踏みまくる祭り)

7.幽囚のバッタ

これも大阪に続き演奏された新曲。
新曲3曲の中では、大人っぽさあるというか、ジャジーな感じもあってメロディーも洒落ていたので、
終焉詐欺みたいなタイプの曲になるのかなあと思った。

Googly eyesに入る前か終わったあとに、てんてんさんが「全員3歩前に来て!」と詰めさせて、2段目にほとんど人がいない状態になっていたのだけど、そうやって素直に人が動くのもすごいことだし、てんてんさんもお客さんもいいなあと思った。
みんなが前に詰めたのをみてうれしそうに笑ってらしたし、心動かされるものがあったんだなあって。

8.Googly eyes

サークルモッシュと逆ダイの曲。
イントロがサークルモッシュなのだけれど、そのすぐあとが折りたたみなので、急いで元いた位置まで戻るの結構大変そう。
でも楽しそうでいいなあと思う。(後方から眺めているのみの人からの投稿)

ここでMC。

てんてん「残り4曲です・・・まだ曲少ないから、今日2回目にやる曲なんだけど・・・俺、やってみたいことがあるんだよね。隣の人と肩組んで!」

???唐突すぎて戸惑うフロア・・・。

てんてん「バンドギャルが向かい合ってやるやつあるじゃん?やってみる!」

そしてSANさんの真正面に立って腕を掴む。

てんてん「こうやってヘドバンするの!あれが見たい!2人組になって!!」

このやろう、体育の先生みたいなこと言いやがって(殺気を放ちながら)

こちとら集団行動が苦手なのでばんぎゃるになったんですよ・・・そういうの辛いよ・・・
と、すぐ終わるかなあとスルーするつもりでいたら、

てんてん「1人の人いたら仲間に入れてあげて!そこの眼鏡くん!マスクちゃん!!」

まさかの個別煽りが始まったという。なんてこった。
やべえ・・・という顔で立ち尽くしている私を手招きしてくださったお優しい方の仲間に入れてもらいました・・・。
その節はありがとうございました・・・。

いやほんと社交性あったら違う人生だったと思いますし( ; ; )てんてんさん空気読め( ; ; )
いや私が読め・・・すみませんでした・・・。

9.ほろ苦ィ。

そんな風にして始まった2回目のほろ苦ィ。は本当にほろ苦かったね・・・。
でも本当にかっこいい曲だと思う。肩組んでというか腕を組んでヘドバンしたのはイントロだけかな。
モッシュパートも1回目よりずっと激しくなっていた。
お客さんの順応性が高い。すごいなあ。

10.火花を散らしたら

もうこのあたりから記憶が薄いよっていうか最初っから薄いですけれども。
本編終盤の曲で、メンバーさんが一斉に立ち位置離れて大きく動いていた曲があってそれがかっこよかったな。
この曲あたりだろうか。

milkさんのソロ、おそらくワウ使ってらっしゃると思うんだけど、エフェクターボードが真横向きだから、
ソロ中に下手の壁を向いているような・・・

あと、この曲か定かではないのだけれど、てんてんさんがセンターを離れると、さっとSANさんがセンターに来て
お立ち台を埋めるのとか、ステージ全体見渡して動いてらっしゃるんだろうなという感じで感動した。

ドラムソロ

次の曲に入るのかな、という流れでhigiriさんのドラムソロが。
大阪ではなし崩し的にソロタイムになった感じだったけれど、名古屋ではしっかりと流れに組み込まれていて、
聴きごたえがあったしかっこよかった。
そして自然な流れで次の曲につないでらして、かっこいいなあと感嘆したのであった。

11.色彩皆無

MVもあるリード曲なのに当初あまりピンときていなくて、でもライブで聴いてて好きになってきた。
魅せどころのたくさんある曲かもしれない。
そして拳ヘドバン曲・・・できなくてごめんという気持ちでいる。

12.終焉詐欺

てんてんさんが「残り4曲」と言ってらしたから今日は12曲なんだなと思っていて、
終焉詐欺が始まった時には、1曲目と最後の曲を揃えてくるとは・・・!としてやられた気分になった。
このセットリストもきっと意味があるんだろうな。
感覚としては、それこそ詐欺というか夢を見させられて、煙に巻かれたような。

うーむ、表面的な感想しか書けていないけれども、なんというか圧倒されていたのは確かだ。
こんなに少ないライブ回数で、こんなに鋭さを増していけるものなんだな、と思ったし、
バンドの音全体としてのグルーブみたいなものも、てんてんさんが放つ殺気がかかったオーラも、肌身で感じるようなライブだった。
だから語彙がなくてあれだけれども、新鮮な驚きを感じながら、逆にぼんやりとその空間を受け止めていたように思う。


-encore-

アンコールに応えて最初に登場されたのはSANさん。ジャケットを脱いでノースリーブになっていたせいか悲鳴に似た歓声があがる。
higiriさんも同じくらいのタイミングで登場されたかな?
続いててんてんさんが、milkさんのギターを抱えて出てこられたので驚いた。
てんてんさん、ギター弾ける人ではあるけど。

そしてSANさんに、てんてんさんのギターソロが聴けるそうです、などと紹介される。
確かラルクの曲をちょろっと弾いて(MBHIの時も同じフレーズ弾いてらしたと思うからお気に入りなんでしょうな・・・)
そのあとはhigiriさんとSANさんも合わせて、何の曲かはわからないけどワンコーラスくらいギター弾いてらした。
わりとちゃんと弾けてたと思うけれど、SANさんに「スタジオではもっと弾けるんですよ」とかフォローされてた。

続いてmilkさんとIvyさん登場されて、milkさんにギター返して。
そしたらこの流れはベースソロするしかないよね、とIvyさんもソロに。

曲に入る前にてんてんさんが少しお話してらしたけど、詳細は忘れてしまったな。
アンコールありがとうとか、ここに全部置いていくつもりで暴れていけるよな?とかそんな煽りだった気がする。

1.液体

本日2回目の液体。(たぶん液体)
ラッコは初音源に収録されていない新曲が、音源曲より一歩先に進んでいる印象がある。
新しければ新しいほどクオリティが上がって、こなれていっているのだとしたら、この先が本当にすごいことになりそうだ。

てんてんさんのことばかり書いているけれど、激しく演奏しながらもステージ狭しと動き回る人たちばかりで、
とても見ごたえのあるバンドだと思うし、個々に魅力的だ。

てんてん「タオル回せー!」

ということはサニーサイドアップなの?と思っていたら、どう聴いてもぐーぐりーあいずのオケですよねって音が流れ始める。

てんてん「あれ?そっち?(笑)」

この流れなんだったんだろう(謎)。

2.Googly eyes

この曲はアンコールの定番になりそうな気がする。
1回目の時よりずっと激しいサークルモッシュが起きていたし、てんてんさんが何度もループさせていた。

逆ダイ中にてんてんさんがお立ち台にしゃがみ込んで歌っていたら、SANさんがてんてんさんの背後に立ち、膝でてんてんさんの体を挟むようにして立つ場面があった。身動きとれない感じになるてんてんさん。
てんてんさんが「これどういう状況?!」と思わず言う程度には謎の光景だった。
挟まれてるてんてんさんかわいかったけど。


てんてん「もう1曲やろう。サニーサイドアップ!」

3.サニーサイドアップ

そして今度こそサニーサイドアップが始まった。
てんてんさんが下手に行って、milkさんの頬にキスしてたのはこの曲の時だったかなあ。
ほんとにメンバーさんにキスするの好きだね。そしててんてんさんがキスしてしまうライブは、楽しい時だと思うから。
いいライブになったんだな、と思いながら見ていた。

てんてん「これで終われねえよなあ・・・?あと1曲やろう。色彩皆無。」

4.色彩皆無

なんだろう記憶がないな!
楽しかったんだろうな!!

最後にてんてんさんが、AREAワンマンのこととか、「また遊ぼうな」とか言ってらしたような気はする。

私自身、まだラッコのライブに慣れていなくてふわっとした気持ちで見ているから、
心ここにあらずな時もあるし、外界から見守っている気分な時もあるし、定まらないのだけれど、
それでもこの日のライブは「圧倒されていた」というのが強いように思う。

バンドとして著しく伸びていくであろうポテンシャルを肌身で感じた。

実際まだ荒削りなところはあるし、私が以前てんてんさんに感じていたような鬼気迫る感じとはまた違って、
ある種の冷静さを持って、空間を俯瞰して歌っているように感じたので、まだまだこれから、鋭さを増していくのだと思う。

それでも本当に、その場所に立つべくして立っている人だと思った。


ギターという楽器が好きだから、てんてんさんがギター弾いてくださるのすごく好きだけど、
でも、てんてんさんって圧倒的にボーカルなんだなというのも感じさせられる。
放つオーラがフロントマンすぎるでしょ。
楽器を持つことにそんなに向いていないのではと思えるくらい、ご自身がオーラを放ちすぎなんだよ。


なんだかうまくまとめられないけれどライブの感想はここまで。
終わったあとは本当に、ちょっと魂抜かれたような状態だった。

ツイート引用などして記録していく。





ライブが終わって21時半からライカエジソン名古屋店で打ち上げインストアというのがあって、
メンバーさんがビール飲みながらトークするという貴重な場面が見られました。
てんてんさんお酒強くないはずなのにビール2本あけてらしたし、
撮影会の時にはかなりぐにゃぐにゃに酔っててかわいかった。

てんてんさん、インストア苦手なのかなーと思う時もあるけど、
この日はいつになく上機嫌で(いつもお優しいけれども)、お酒入ってるのもいいかもしれない・・・
と思うなどした。


名古屋まで行けてよかった。
ぎりぎりまで迷っていたけれど。

1つ前の、大阪のワンマン感想の最後に書いたことを私はまだ引きずっているしこれからも引きずると思う。
痛みで忘れないようにと刻み付ける。

過去も全部連れて行くよ。大切な記憶だったから。
でももっと心の奥深くにしまわなきゃならない。それもわかってる。

私の願いは、いっぺんには叶えられないことだから、祈ってはだめなんだ。少なくとも今は。

乗り越えてその先で、もっと強い思いで好きになれますように。

あいかわらず内面の吐露しかできない私ですが、読んでくださってありがとうございます。

ラッコのライブはすごい。それは本当にそうだから、いつか観てもらえますように。
このblogを読んでくださっているのはほぼ、ほかのバンドのファンの人だと思うので、
そう、願っています。

【2016/12/08 02:45】 | ラッコ | トラックバック(0) | コメント(0)
2016-11-26 ラッコ 1st ONEMAN TOUR 心斎橋paradigm
点々さん改め、てんてんさんの新しいバンド、ラッコの1st ONEMAN TOURが始まった。

11月3日に、初音源「怪しい眼鏡屋さん」初回盤購入者限定のデモンストレーション的なライブがあり、
11月26日にはラッコ主催のイベントも開催されたけれど、ラッコとして初めてのワンマンライブがこの日だった。

ラッコメンバーによる課外活動的な?「コアラ」としてのイベント出演も3回くらいあったわけだけれども。
私は初回しか行っていないなあ。
そんなこんなで9月15日に情報が解禁されたラッコの、本格的な活動が2ヶ月を経てついに開始したわけだ。

個人的な思い入れというか思い込みというかの話はあとにしてまずは淡々とセットリストでも残しておきます。

<2016-11-26 ラッコ 1st ONEMAN TOUR「はじめての着水」初日 心斎橋paradigm>

paradigm、私は初めて行ったハコなのだけれど、横長の小綺麗な造りでスタッフさんの感じもよかった。
2段目があったけれどこの日は仕切られていて関係者席になっていたので、余計に横長に感じたのかもしれない。

先にセットリスト。

SE.怪しい眼鏡屋さん
1.火花を散らしたら
2.サニーサイドアップ
3.色彩皆無
4.新曲(幽囚のバッタ)
5.新曲(滅亡のブルース)
6.偽物語
7.ほろ苦ィ。
8.Googly eyes
9.火花を散らしたら
10.色彩皆無
11.終焉詐欺

-encore-
1.新曲(怪虫)※途中まで
2.Googly eyes


音源化されている曲はSEを除くと7曲。さらに新曲を3曲加えて10曲なので、ワンマンの尺には足りないのだろう、
2回演奏された曲もあった。
MBHIでもRe:MBHIでも曲が少なくてそんなことがあったので、
そういうものかなあとなんとなく慣れているところもあり、むしろ好きな曲は2回目が聴けるとうれしかったりする。

脳内に残るライブの記憶を、つらつらと書いてみたいと思う。
なんら正確さはないけれど。


SE.怪しい眼鏡屋さん

定刻から10分くらい押しただろうか。客電が落ちて、会場SEがラッコのCDの1曲目に収録されているこの曲に切り替わる。
幕があいて、薄暗い中に最初にhigiriさんが。続いてIvyさん、milkさん、SANさん(順不同)が登場されて、
最後にてんてんさんがゆらりとあらわれた。

ああ。この人がステージにあらわれた瞬間は。確かにいつもこんな空気だった。
空気の質感が変わるような、オーラが立ち上るような、そんな佇まいが好きなんだ。

不敵な笑み。フロアを下目遣いに見渡す視線。そんな所作にいちいち、ああてんてんさんらしいな、と思いながらも、
私の知っているてんてんさんではなくて知らない人を見ているようだ、とも思った。

1.火花を散らしたら

イントロが始まってすぐだっただろうか、てんてんさんが「大阪ー!!」と煽る。
私は東京以外でてんてんさんを観たことがほんの数回しかないので、地名で煽るのを新鮮に感じた。

鮮やかな色彩のファーのジャケットが、薄暗い照明によく映えるようだと思ったし、
特殊な形状の手袋を嵌めた手で、指を立てるようにして顔の高さあたりに掲げる仕草にぞくっとした。
本当に、美しい人だと思う。
その美しい顔が、ライブが進むにつれ汗に濡れてメイクが落ちていくのもまた美しいんだ。

そして「火花を散らしたら」は初回盤の収録曲の中で一番気に入った曲だったので、1曲目から聴けてうれしいなあとぼんやり考えていた。
勢いがあってリズムとか展開とか独特な感じがするなあと思って聴いているのだけど、
てんてんさんの声に潜むアンニュイさが前面に出ているところも好き。

楽器隊の皆さんも1曲目から激しかったけれど、てんてんさんは少し前のめりなんじゃないかと思うほど、
咬みつくような鋭さで歌ってらしたのが印象的だった。
そうかこれが、ラッコの、てんてんさんなんだ。

2.サニーサイドアップ

曲の雰囲気が一変する。かわいらしさすらある電子音と融合して、ポップな毒気のある曲でとても好き。
ゲームみたいな電子音のサウンドが先に出来ていてこの歌詞が乗ったのか、歌詞に合わせてこの音になったのかには興味がある。
「アストラル投射」って単語を、この曲で初めて知ったので調べたのだけど、
とてもオカルトチックで中二病的にわくわくするような言葉だった。

てんてんさん、この曲のあたりでマイクスタンドを使ってらした気がする。
ステージを落ち着きなく動き回る(語弊があるな)てんてんさんも好きだし、
マイクスタンドに手をかけて歌うてんてんさんも好き。

3.色彩皆無

不確かな記憶ではこの曲に入る前あたりに片方の手袋と、右側のエクステを外してステージ後方に投げ捨てていたような気がするのだけれど、早すぎる気もするな。でもたぶんそう。もう外すんかーいと持った記憶。
あとてんてんさん、ジャケットがある衣装だとわりと早々に脱いでしまう人だという印象があるので、
ファーの衣装暑そうだしこれはきっとすぐ脱ぐ・・・と思っていたわりには、4曲目終わるくらいまでは着てらしたような気がする。

この曲のギターソロ(オルガンか何かの音のあとに入る静かめのフレーズ)はmilkさんだった。
ライブを回数観るうちに自然と覚えていくのだろうけど、まだ把握できていないことが沢山あるなあ。

最初のMCはこのあたりだっただろうか。

てんてん「大阪ー!楽しんでますかー?まだ曲も少なくて、えーと、音源になってるのは7曲だっけ?(SANさんの方を見るが反応してもらえない)えっ違う?」

SANさん、普通に機材の調整とかされていてすぐMCに入ってこられなかっただけだと思うけれど、
あわててマイクに近寄って、「ちょっとすぐ出てこなかったです、何曲でしょう?たぶんあってます」とか答えてくださっていて、優しい方だな・・・と思うなどした。

てんてん「だから、えーと、短い時間かもしれないけど・・・じゃなくて・・・」

いつものことながらちょっとMCが迷子になって、脈絡のつながっているようなつながっていないようなことをつぶやくように話す。

てんてん「いや、話の着地点は決まってるから!・・・大阪、次にワンマンするときは、どこの会場だろうと必ずソールドアウトするからな!!」

てんてんさん・・・正直な人だなあ。悔しさもあったのかもしれない。
てんてんさん、ソールドアウトという言葉になかなかこだわりが強いのかもしれないと感じることは今までもあったから。
個人的には、ソールドアウトさせることよりも、その場にいる全員の心をつかむことの方が難しくて尊いんじゃないかなあと思わなくもないので、あまりソールドアウトだけにこだわらなくてもいいと思うのだけれど。

てんてん「まだ音源になってないけど曲は沢山あって・・・次の曲も新曲です。『幽囚のバッタ』」

4.新曲(幽囚のバッタ)

詳しくは覚えていないのだけどこの曲かっこよかった気がする。(大雑把過ぎる感想)
まあそれは適当すぎだけど、ラッコの曲を「怪しい眼鏡屋さん」の初回盤、通常盤、と発売日順に聴いてきて、通常盤で追加された2曲が一番好きな感じなので、
これはこなれてくるとより好きな曲が増えるかもなあと思っていたので、その思いがより確信に近くなった。

私の記憶が確かならここでまた少しお話されていた。

てんてん「日本人はさ・・・というか・・・毎日まわりに気をつかってばっかりだよな?嫌だよなあ気つかって疲れてさあ。ここに来たら関係ねえから、全部忘れてほしいんだよ。」

日本人は、と話し始めようとして、ちょっとつなぎがよくわからないけど、着地点というか言いたいことははっきりしている、みたいな流れで無理やり話すところがとてもてんてんさんらしいなと思った。

てんてん「場所とか関係ないし、ずっと居座るのとかは駄目だとしても、モッシュのときとか、後ろの方で観てても前の方まで来たいと思ったら来てほしいし。俺だってそうだもん、好きなバンドが復活したんだけど・・・名前は言わないけどさ、ライブで観てて前に行きたいと思う時もあるし。うわー吉井和哉近え!って思って・・・あ。(笑)」

バンド名は出さないけど個人名はぽろっと出す。かわいいかよ。

てんてん「だからさー!ひとつになれるよなー?!・・・次の曲バラードなんだった・・・どうしようこの空気(笑)」

そういうノープランなところ好きだよ。
そして次の曲のタイトルコール、おそらく「滅亡のブルース」とおっしゃっていたと思うのだけど自信がない。
絶望のブルースの可能性も微かにある・・・。でも滅亡の方が曲のイメージに近い。

5.新曲(滅亡のブルース)

この曲、今のところラッコの曲で一番好きかもしれない。鳥肌が立つようだった。早く歌詞が知りたい。
私はてんてんさんに仄暗い内面をすくい上げるような、そんな切なさを求めすぎなのかもしれないけれど。
ミディアムテンポの歌い上げる系の曲は、てんてんさんの声質の良さと表現力が発揮されると思うのでもっと歌ってほしい。

終盤の歌詞が本当に早く知りたいのだけど。次の音源に入るかなあ。

6.偽物語

この流れで偽物語か。泣かせるなあ。

てんてんさんが過去の経験とこれからの決意を遠回しに歌っているというようなことをblogで書いてらしたので、
一節一節が刺さりすぎてつらい。実感で歌われているとしたらきついなあと思うような言葉が多くて。
深読みしてしまっている部分ももちろんあるのだけれど。

てんてんさんは生まれながらにして沢山の愛に包まれて、自らも惜しみなく愛を与えるような人だと思っている一方で、
カリスマゆえの孤独さで、すり減らすような生き方をされているのではないかな、というのが私の勝手なイメージで。
そんな妄想がこの曲で加速してしまうので、聴くたびに泣けてしまうんだと思う。

7.ほろ苦ィ。

この曲、イントロからSANさんがワウ踏みまくりでとても好きな音。
SANさんのワウペダルはCRYBABY。覚えた。
定番なはずなんだけど、なぜか私の好きなギタリストさんでは使っている人少ない気がする。

ライブチューンだなあと思うし、てんてんさんかっこよかったな。
汗で髪の毛が顔や首筋に貼りつくようにして、ライブの進行とともに剥き出しの野性味を増していくてんてんさんもまた好きなんだ。

てんてんさん、ワンマンとか持ち時間の長いライブだと覚醒モードに入ることが多いから、そんな光景を見に行きたいなと思ってしまう。
もちろん持ち時間が短いイベントでも熱いことに変わりはないけれど。
この人は本当に、声援を受けて貪欲に輝く人だから。沢山の人に求められてほしい。

8.Googly eyes

サークルモッシュから始まって逆ダイな曲なので忙しい。ライブでは定番曲に育っていくんだろうなあ。
逆ダイのあるバンドにほぼ通っていないので(えんそくにはあるけどレア曲だ)タイミングがよくわかりませんでした・・・
ヘドバンも拳ヘドバンもできないので、もう折りたたみとサークルモッシュだけがんばるおばさんになるよ・・・
でもこの曲の時みんなにこにこしてて楽しい。見てるだけで楽しい。

てんてん「残り3曲です。もうやった曲なんだけど、2回目やっていいですか?」

9.火花を散らしたら
10.色彩皆無

というわけで2回目の曲が2曲。曲数が多くなったらそういうこともなくなるのかな。
私は好きな曲は1回のライブで何度やってくれてもいいと思うタイプです。

てんてん「本日は、ラッコ1stワンマンツアー大阪公演にお越しいただき誠にありがとうございました・・・次で、最後の曲です。」

やけにかしこまった言葉遣いで終演をアナウンスされるようなMCに少し驚いた。
劇場的な演出なのかな、あらかじめ決めていないとてんてんさんからああいう言い回しはすっとでてこない気がする・・・(色々と失礼)

11.終焉詐欺

この曲はてんてんさんがインストアで「携帯音楽プレイヤーに1曲しかラッコの曲を入れられないとしたら何を入れるか」という質問で答えていた曲ですね。漢字で書けなくて「しゅーえんさぎ」って書いてらしたけど。

音源で聴いた時はそこまでピンとこなかったのだけど、ライブ映えする曲だなあと思った。

あとこの曲の時かな、てんてんさんがマイクのコードをぐるぐるっと回して空中でマイクキャッチして、ゴツっというノイズが響いて。あーてんてんさんだなあって思った。
そしてこれはこの曲の時じゃなくてもっと前なんだけど、マイクとコードの接続部が抜けちゃって、てんてんさんがいたずらっぽい笑顔であれー?どうしよー?みたいな表情をしたあと、ご自分でなんとか戻して、またいたずらっ子みたいな笑顔で、にこーっと笑うという場面もあった。かわいかった。


本編はここまで。
アンコールは普通のアンコールだった。
MBHIの時は点々さんが独特のノリにしたかったのか、「アイランド!って叫んで」というのでそうしてたんだけど、
Re:MBHIになってから、点々さんご本人がアイランドはもういいかなー普通のアンコールにしよう、とおっしゃったことがあって、それ以降は普通のアンコールでした・・・。


ラッコパーカーに着替えたメンバーさんが登場する。
全員ではなかったかな?衣装のままだった人もいたような。

-encore-

てんてん「アンコールありがとうございまーす・・・1日目から言っちゃうけど、最後に『終焉詐欺』やって、詐欺だよーって言ってアンコールあるみたいな・・・(笑) 俺らが出てきたくなるように呼んでくれよ、いいかー?!」

床に貼ってあるセットリストの紙を剥がそうとするてんてんさん。ぴったり貼ってあるのかちょっと手こずる。

てんてん「えー、これ剥がしづらいな・・・セットリスト、Twitterとかで上げてないよね?上げないから覚えて(紙をフロアに向けて見せる)。これ、消してあるでしょ?新曲なんだけど俺があまりに歌詞が頭に入ってないから止めよう!って言って消したの」

「6.怪虫」という部分が横線で消されている。

てんてん「消したんだけど、アンコールで歌ってみたいと思います。」

1.新曲(怪虫)

この曲もバラードだった。曲調はいいなあと思ったのだけど、てんてんさんがとても探り探りの様子で、結局途中で曲を止める。

てんてん「ここまで真っ白になると思わなかった・・・!俺が歌いたいって言ったんだけどさ」
SAN「続きは名古屋で聴けるということで。」
てんてん「上手い!続きはWebで的な?(笑)」
SAN「どこか名古屋系っぽい曲調でもありますしね」
てんてん「あー確かに!」

SANさんのフォローの仕方がさすがだなあ。生真面目かつ本当にお優しい人という印象・・・。

この時かなあ、マイクのことお話しされてたの。

てんてん「俺、自分のマイクがあるんだけどよくベコベコにしちゃってて。今日は新しいのを用意してもらいました。すげーいい感じです。また落としてベコベコにしてそうだけど・・・(笑)それから、今日は大先輩がPAやってくださってます。バンド名聞いたら大先輩だった!」

ほえー、どなただったんだろう。そしててんてんさんはマイク投げすぎ落としすぎだからほんとベコベコですよね、
そこが好きだけど。ワイヤレスになさらないのもこだわりなんだろうなと思っている。

てんてん「こんなんじゃ終われねえよなあ?暴れられますかー?」

2.Googly eyes

とってもロングバージョンなぐーぐりーあいずだった・・・。もう延々とサークルモッシュと逆ダイブ。

意外だったのは、メンバーさん全員、結構な煽り方をなさるんだなということ。
Ivyさんは柵から乗り出さんばかりだったし、SANさんなんてフロアに降りてらして、ギター弾きながら軽く背ダイみたいなことしてらしたし。

てんてんさん、インナーのシャツのボタンが取れているのか首元を安全ピンで留めてらしたのだけど、
終盤にピンが外れて、汗に光る胸元がよく見える状態になっていた。
私はなんとなく、その姿が吉井さんっぽいなあと思うなどしていた。似てはいないのだけど、ぽい。

曲の最後の最後で、てんてんさんが何度もhigiriさんに合図を出していて、
その度に律儀にかき回しをするhigiriさん。
でも何か意思疎通ができてなかったみたいで、

てんてん「立って!って合図してるのにわかってくれなくて、どんどん早くなるんだもん(笑)」

そしていつしかhigiriさん以外は全員床に座り出す。てんてんさんは寝っ転がってる。(よくあること)

てんてん「大阪はhigiriエリアだから!好きにしていいよ!」

そんなこんなでかなり長いことドラムソロ状態だったしどこか和やかなムードのライブ終盤だったな。

てんてん「また遊ぼうな!」

他にも何かおっしゃっていた気がするけれど覚えていない。

ああ本当に記憶が薄い。とても単純に、楽しめたと思う。
いつも緊張してガチガチになって(ただの客がどうしてそんなに緊張するんだ)、消耗しながらライブを観てしまいがちな私にとっては、稀有な時間だったかもしれない。
それに、てんてんさんがソールドアウトさせるからな、と叫びたくなる程度には余裕があったわけだけれど、
それでも満員のライブハウスに遜色なく熱いライブを見せてくださったことにとても安堵した。

ライブ中のてんてんさんは私にとっては唯一無二のロックスターでカリスマだから、怖いようなオーラを放つ時もあるけれど、
どこか少年みたいな脆くて純粋な、壊れやすそうな輝きを見せてくださる時もあって。
私の勝手なイメージの中ではそれはとてもてんてんさんらしい。
体の内側から歌いたい気持ちがあふれるみたいなパフォーマンス。

私はまたこの人のことを、この人の新しい表現を、好きになれる気がする、と思った。そんな日だった。


そんな、ラッコの1stワンマンでした。

ラッコ公式ちゃんは、この先はセットリストもくれたらうれしいなー。なー。。。。


ライブの感想はここまで。駄文をここまで読んでくださった方、もしいらしたらありがとうございます。

コミュ障だから自分から絶対に話しかけないと思いますが危害は与えませんので、
ネットでもライブ会場でも気が向いたら話しかけてみてください。コメントは匿名でもうれしいです。


さて、続きはぐだぐだとくだらないことでも書きます。(ここまでも十分ぐだぐだだったけれども。)
私のめんどくささが炸裂する予定ですが今の気持ちを整理しながら書いてみたい、とうい試みです。
続きを読む
【2016/12/02 02:48】 | ラッコ | トラックバック(0) | コメント(0)
2016-11-05 CANTA 新宿BLAZE
CANTAの秋ツアー、私は結局ファイナルしか行けなかった。
今年は通っているバンドで感情の振れ幅が大きすぎることが起こりすぎて頭がおかしかったのと余裕がなかったので、
CANTAのツアー先行申し込み忘れたりしているうちに気づけばファイナルだったという・・・。

このひとつ前のCANTA関連のライブ感想がおそらく札幌(春ツアーのファイナル)なんですが
コメントとか拍手コメントとかありがとうございました。
お返事できていないものもありますがすべて拝読しています。
同じ会場にいらしたんだなあ、ということもある意味奇跡みたいで。
思い出を共有できるというか、同じ時間の記憶をそれぞれ持っていること、ということに想いを馳せたりしています。

新宿のツアーファイナルから時間があきすぎてしまって、記憶はほぼ抜け落ちているのですが、
セットリストだけでも残しておきたいのでblogの管理画面を開きました・・・。

私にとってCANTAのライブはやはり帰る場所だった。そのことを痛感した日でもありました。
揺るぎなく、そこにいてくださるということ。
どれだけ救われたかわかりません。

<2016-11-05 秋CANTA'16「Growth ~成長中の男達~」ツアーファイナル新宿BLAZEセットリスト>

セットリストと使用ギター。

【KG-SPELLBIND】
1.Thema of New Frontiers
2.Tonight3

MC
【KG-TRIUMPH V】
3.Bound for Freedom
4.オルタナ
5.Fantasize

MC
【KG-SPELLBIND】
6.Love Fixxxer
7.Campanella
8.Madness

MC
【KG-TRIUMPH V】
9.金木犀
10.Everyday
11.月とチャリとGuitar

【KG-SPELLBIND】
12.EVERYBODY NEEDS SOMEBODY
13.108
14.HEAVEN’S WAITING


encore
【Takamineアコースティックギター】
1.MIRACLE
【KG-SPELLBIND】
2.FEEL YOUR LIGHT
3.1400km/h
4.春の嵐

【TRIUMPH V ※2フレカポ】
5.Happy Birthday To You!

たかむらさんの歌が、ギターが。本当に好きで、大切で必要で。
胸が痛くなったり、涙が出ることの連続だった。

聴けてうれしかった曲はいくつもあるけれど、たとえば「オルタナ」とか。
明るくて力強いメロディーなのにいつも泣けてしまう。

それから「金木犀」。おそらく私はCANTAの曲の中で一番この曲が好きだと思う。
初めてライブでこの曲を聴いた頃のことを色濃く覚えているし、とあるフレーズで思い出す光景があって、
その度に胸がえぐられる。忘れてはいけないこと、を思い出させてくれる曲です。私にとっては。

それから「FEEL YOUR LIGHT」が、音源ではそこまで好きな曲というくくりではなかったのだけれど、
ライブで聴いてがらりと印象が変わった。力強く胸に突き刺さるものがあった。
これもライブの醍醐味だなあ、なんて思ったりした。

その他にも「Fantasize」でたかむらさんのダンスが見られてうれしかったとか、
「HEAVEN’S WAITING」や「EVERYBODY NEEDS SOMEBODY」の高揚感がすごかったとか、
いろいろ感慨はあったので、やっぱりちゃんとライブの感想は書き残すべきだったな。
本当に、CANTAのライブは受け取るものが多い。


MCで印象的だったことをいくつか書き残します。

最初のMCで、「東京ー!」と笑顔で何度か煽ったあとの笑顔が眩しかった。
そして次の曲に行く前のタイミングで、
LUKE「12月、4月に行けなかった鹿児島と、追加公演で熊本に行きます。九州を、元気付けてきます!」
と力強くおっしゃって。
その真摯さが、とても好きだと思った。それから、
LUKE「でもその前にまずは、今日ここにいるお前達を元気付ける!日常に疲れたお前達を・・・(笑)」
と柔らかい笑顔でおっしゃった。
いつだってそうだ、たかむらさんは、ここにきたら全部忘れていいよって言ってくださって、
そして忘れられるくらい浄化させてくれる。

NEWアルバムから数曲披露したあとのMC。
Madnessはこの日がライブでは初演奏だったようで、
LUKE「Madnessいいね?ドラムのパターンがさ・・・(雷電さんに向けて拍手が起きる)俺が考えましたー!(笑)」
MADNESS、フロアタム入るところとかすごく好きだな・・・!と思いながら聴いていたので、とても頷くMCだったなあ。
音源で聴いているよりさらによかった。

同じタイミングのMCで(8曲目のあとあたり)雷電さんとMASAKIさんの紹介タイムもあって。
雷電さんが、アルバムのレコーディングはまだドラムのトラックと展開くらいしか決まっていない状態で渡されて、
どんな曲になるかもわからない状態で録っているんだけど、アルバムどうだった?そうかーよかったかー、
ルークが作った打ち込みのドラムに、魂を吹き込むことができているならよかったなあ。
なんてことをお話しされていた。雷電さんの音は、雷電さんしか出せないような音がするなあと思いながら聴いている。

MASAKIさんのMCで大爆笑していた記憶はあるのですが、ですが、大爆笑していた記憶しかないです。。。
ものすごくリリックを。韻を踏んでお話されていてすごいな!と思った記憶。。。


そしてどのタイミングかは忘れてしまったのだけど、中盤あたりかな。
演奏した曲のタイトルコールをしたりして穏やかに微笑まれたたかむらさんが、なにげなく始めたお話しが心に残っている。
LUKE「これは演奏家だけの現象なんじゃないかと思うんだけど、ふっと心が旅に出てしまうことがあって。ここではないどこかに。それはどこなんだろう。」
「音楽を聴いていて記憶が蘇るとか、例えば数年前の曲だったらその曲を初めて聴いた時の光景を思い出すとか、そういう聴く側の感覚も、自分もすごくわかるんだけど、それとはまた違うんだよね。」
「今日はそんな瞬間が何度かあったから、きっといいライブできてるのかなと思います。」


たかむらさんの感性が好きだな。
その感覚を、きっと私は知ることができないけれど、想像することはできるから。


そして、アンコールの1曲目。たかむらさんがアコースティックギターを手にお一人でステージに登場されて。

LUKE「奇跡を起こすのは神様なんかじゃなく俺達なんだ、という想いを込めて。奇跡を起こすのは大きな力じゃなくて、被災した人が顔をあげた瞬間に、生まれるものなんだと思う」

ニュアンスなので正確な言い回しは違うけれど。
言葉をゆっくりと選びながら語るたかむらさんの真っ直ぐな視線とともに、その言葉をしっかり受け止めたいなと思って聞いていた。

たかむらさんはなんというか私にとっての「正しさ」を見せてくれる人で。
それははっきり言葉として形として見える時もあれば、姿勢から憶測で補ってしまう部分もあるのだけれど、
たかむらさんが正しいと思われるものを、私の正しいにしたい、と思ってしまう。

私からたかむらさんに向ける崇拝は、そういう形をしているのだな、と度々痛感している。

たまにしか行かないファンになってしまったし、いつまでもその場所にいてくださいと願うことすらおこがましいけれど、
私とともに歩んでくれる音楽でいてくれますように。

たまにしかCANTA関連のことを更新できていないのに、数年に渡りこのblogを見てくださっている方、
コメントや拍手をくださる方、いつもありがとうございます。

頻度は減ってしまったけれど、私はこれからもCANTAのことが必要で大好きだと思うので、
年に一度くらいは更新あるかなーと思って見に来ていただけると幸いです!

短いけれど今回はここまで。

同じ時代に生まれて、その音楽の魅力に気付けてよかった。
強く、そう思います。

【2016/11/28 00:25】 | CANTAライブ感想 | トラックバック(0) | コメント(2)
2016-09-25 Re:MY BACTERIA HEAT ISLAND ONE MAN LIVE「RETURN TO DUST」
私の大切な場所とお別れをしてきました。

Re:MBHI活動停止前ラストワンマン。

点々さんは、来年またRe:MBHIやりたいっておっしゃってたから、
私の認識とはかなり乖離している自覚はあるけれど、
いまの形で帰ってきてくださるなんて簡単には思えないし、何かしら違う形式になるんじゃないかなと思う。

点々さんは、新しいバンドの活動が始まる。「ラッコ」のてんてんさんになる。

だから私は、MBHIの、Re:MBHIの点々さんとは一旦お別れしなきゃいけない。

そういう強迫観念は間違ってるかもしれないけど、そうしないと前に進めないと思った。
新しいてんてんさんのことは、またはじめから好きになる。


Re:MBHIの半年間の活動、通算17回のライブ。私は運良く、すべて見届けることができた。

必死になったのは理由があって、My BACTERIA HEAT IsLANDの時には
半分もライブに行けなかったからだ。
いつかMBHIが2回目のワンマンツアーをすることがあったら、その時に初めて遠征しようと願掛けをしていて、
それは叶わないまま活動休止してしまったから。
もう後悔したくなかった。点々さんから目を離したくなかった。

振り返れば、MBHIとRe:MBHIだって、名前が共通している以外はまったくの別物だった。
MBHIはバンドだったかれどRe:MBHIは点々さんのソロプロジェクトで、
構成メンバーさんも違えば、曲も違う。
だからあの時も、私はまたはじめから好きになったんだ。

Re:MBHIの活動発表から音源の公開まで2ヶ月ほどあいだがあいたから、
音を聴く前は、また点々さんのことを好きになれるかなと不安だったけれど、
Youtubeにupされた音源は、MBHIとは全然違って、だけどどれも衝撃的なかっこよさだった。
私はたちまち、Re:MBHIに夢中になった。
それに、点々さんのソロプロジェクトではあったけれど、サポートメンバーさん全員のことが本当に好きだった。


歌う曲が変わっても、点々さんは点々さんで。
私は点々さんの声が、世界で一番好きで。

だから両手を広げてすべて受け入れられたらいいのに。
今回の活動停止と新バンドの発表を、私は素直に受け入れることができなかった。

Re:MBHIは本当に素晴らしい音楽とライブパフォーマンスを誇るプロジェクトだったと思っているし、
半年間の活動で停止してしまうような、そんな幕切れはあまりに早すぎると感じた。
もっと沢山の人に届くまで、続けてほしかった。

でもそれは私の勝手な感慨だ。
それに、ファンから見えることだけがすべてではない。
不可抗力もあったのかもしれない。


何より、点々さんが歌い続けるために、ステージに立ち続けるために。
求められる場所で、輝ける場所で咲くために選ばれたのが新しいバンドでの活動ならば。
過去のご自身を超えるくらい、がむしゃらに闘ってほしいと思っている。


ライブの記憶が全然ない。私はぼんやりとしすぎていた。
うっすらとしか書けないけど、覚えておきたいことのいくつかは書き残します。


点々さんのことが死ぬほど好きだった私の、お葬式のつもりで参加したライブだった。
頭を振ることも拳をあげることもできないまま、後ろからぼんやりと見ていた。

世界の外側から、空の上から見ているみたいに。
あの人が支配する空間を眺めていた。


痛々しい恋。どんなに否定しても私の点々さんへの感情は恋心に似ていたと思う。
どんなに手を伸ばしても届かない、苦くて甘美な、歪な愛情。

次に好きになる時は、もっとまっすぐに歪まずに、好きでいられたらいいな。


長すぎる前置きはここまで。そんなに書けることがないけど、少しだけ書かせてください。

<2016-09-25 Re:MY BACTERIA HEAT ISLAND ONE MAN LIVE「RETURN TO DUST」感想覚書>



客観的なことはほとんど書けないよ。個人的な感傷の話に終始するけれど、
それでもよければ読んでいってください。

ライブ前に点々さんがこんなことをおっしゃっていたので。


会場SEをShazam(アプリ)で確認したりしていたのだけど、
わかった範囲で
・Blue Herb「Get Ready」
・Basement Jaxx「Close Your Eyes」
・Sheena Ringo「Umbrella」
・木村カエラ「You Bet!!」
・木村カエラ「Tree Climbers」
・水曜日のカンパネラ「桃太郎」
が流れていた。おそらくもう1曲あるのだけどわからなかった。
それにしても桃太郎って。意味深だな、と思ったりしていたのだけれど。

桃太郎が流れ終わったところで1曲目に戻ったので、ちょうど開場から開演の30分に収まるようにセットしていたのだと思う。10分くらい押しただろうか。

開演のタイミングで、SEが一旦途切れて、水曜日のカンパネラ「桃太郎」に切り替わった。

桃太郎が流れる中、higiriさん、アガサさん、リヒトさま、真平さん、とお一人ずつ登場されていって。
先ほどまでの会場SEと音量もほとんど変わらなかったから、登場SEとは最初は気付かないほどで、
何かの間違いというか切り替え忘れてるの?なんて思ったけれど、

赤いジャージの点々さんが最後に登場された時、その意図をぼんやりと理解した。

「Re:」My BACTERIA HEAT IsLAND。

そう、My BACTERIA HEAT IsLANDの最初のコンセプトに戻ってきたんだ。
鬼ヶ島に向かう途中の、腐乱した桃太郎に。

推測だけれど。

My BACTERIA HEAT IsLANDは、私にとってはいつか帰りたい場所で。
でもその場所はとっても遠くて。

だからそれだけでもう、胸がきゅっとなっていたのだけれど、
ステージ後方のスクリーンいっぱいに、点滅するようにして文字が映し出されて、
最初の曲のイントロが始まった瞬間、崩れ落ちそうになった。

この曲を、1曲目に選んだんだね。点々さんの大切な曲。

そして、私が世界で一番、焦がれている曲。

1. 無題(My BACTERIA HEAT IsLAND)

会いたかった。本当に会いたかった。音源化されていない、MBHIの曲。
MBHIとお別れした2015年7月20日も、Re:MBHI始動ワンマンの2016年4月2日も、この曲が1曲目だった。
伝えたいことが込められすぎていて、タイトルが決められないから「無題」なんだって。
MBHIの頃に、点々さんがお話しされていた。

MBHIが休止して、点々さん以外のメンバーさんが全員脱退されて。
Re:MBHIが発表されるまでの空白の約半年間、この曲が私の支えだった。

「何色に見えてる?変わらないよ僕にはデジタルでしかなくて」
「でも君に触れたなら 嘘のように世界は色づく 奏でるように」

「もう一度壊して 1からやり直す勇気が今なくても」
「いつだって間に合うさ だから僕の声を探して 奏でるから」

「声帯は出来悪いかもしれない だから下手だろう?」
「でも君が一度は愛してくれた この声が、好きなんだ」

「感性を 君に授けよう」


点々さんの声を、探し続けることが、きっと私の人生で。生きる意味で。
何度はぐれても、また出会えたらいいなって。そう、噛みしめながら生きていたよ。

Re:MBHIとしてこの曲を演奏されるのは4月に続いてわずか2回目。
だから封印されたんだと思っていた。聴けるなんて思っていなかった。
Re:MBHIの編成で、リヒトさんのピアノが加わったアレンジで聴く「無題」は本当に美しくて。

点々さんの声が、透き通るように刺さる。射抜かれるようだった。

自分のぐちゃぐちゃの感情の弔いをしにここへ来たつもりだった私は、
この1曲だけで赦されて、救われた気持ちになった。

だからこの先の記憶が全然ない。
文字通り嗚咽していた。肩を震わせて泣いた。泣かせてほしかった。
本当に、「無題」に会いたかった。うれしかったよ。


2.ナイフ

余韻に浸る余裕もなく、「ナイフ」が始まって。
MBHIで一番大切な曲と、Re:MBHIで一番大切な曲を、立て続けに演奏されてしまった。
まいったなあ、なんて思いながら聴いていた。

この曲も音源化されていないから、スクリーンに流れる歌詞を必死に目で追ったけれど、ほとんど覚えていられなくて残念だ。

黄色い線の外側歩いた、と点々さんが歌っているところで、字幕が「内側」になっていたのは気になったけれど。
意味からしても「外側」が正しいのでは、と思う。


断片的で繋がっていない部分もあるけれど、覚えている限りのことを書き留めたい。

「誰もいなくなってしまえばいい 誰にも会いたくない機械的な日常」
「息もできない」
「黄色い線の外側歩いた 丸ノ内線の 列車到着の風に包まれて」
「もしこのまま僕が僕を辞めたら 生きてる意味などない」

「今すぐ戻ろう 腐った情報デリートし 心にナイフを持っていた少年時代へ」
「無邪気に人を愛せたあの頃へ」
「すべて切り裂けばいい 醜い世界も醜い価値観も 僕らを騙し続けた時間も」

「想像力が乏しいなら それが騙されてる証拠」
「くだらないことで笑い合って泣いて」
「醜い自分をナイフで切り裂いて」


点々さんはMBHIの頃は強固に構築された世界観に沿うような、難解とも言える詞を生み出してきたと思っていて、
私はMBHIから点々さんを知ったのでそれがスタンダードだったけれど、
それまでのご経歴からすると、むしろ振り切っているくらいに方向性が違ったのかもしれない。
とはいえ、言語センスの独特さは本当に光るものがあるし、それは餞の頃から変わらないと思う。

それでもMBHIには「凶の世界」とか、仄暗い内面をそっと掬いあげるような、
パーソナルな部分がうかがえる曲もあったし、
Re:MBHIではそんな、点々さんの内面、葛藤といった側面をさらに強く感じるようになった。

共通しているのは孤独感。

点々さんはそのご経歴の中で、「カリスマ」と称されることが多かった人だと思う。
類稀なオーラをまとう人だから、ステージの上では本当に光を放つようで。
それゆえに孤高であったと思う。点々さんにしか見えない世界があって。きっと理解されなくて。

点々さんの声ににじむ切なさが本当に好きだった。
命を削るようにして歌う姿が。
まだライブ中なのに、私の脳内は「過去形」でいっぱいだったな、と振り返って思う。
私は私とお別れしなきゃいけない。点々さんを、MBHIの点々さんを好きだった私と。


このあたりで一度お話しされてたかな。もうちょっとあとだったかな。
MCというほどではなくて、煽る程度だけれど。


点々「場所関係ねえぞ!!後ろまで全員の顔、見えてるからな!」

ああ。いつもどおりの点々さんだなあ。とぼんやり思った。

点々「もっと前に来てさ、1人しか入れないところに3人入るくらい詰めてくれたらいいなと思ってるから・・・笑」

この日の私は頑なに後ろで観たかったから、点々さんにどんなに煽られても前にも行かないしモッシュにも混ざれなくて、それは本当にごめんなさいと思った。

Re:MBHIになってから、この日までの16回のライブを、すべて3列目以内で観ていた。
だから全容がつかめていなかったんじゃないかなって思っていて、
最後のこの日だけは、遠くからステージを眺めると心に決めていた。
点々さんが支配する空間を、俯瞰したかった。


3.能力者

この曲に入る時にマイクスタンドを使い始めて(無題でも途中まで使ってらしたと思う)、
能力者ではいつもそうやって歌ってらしたな、と思いながら見ていた。

肘から先を垂直に上げるようにして、指先で宙を差すようにする仕草が本当に好きだった。
この曲を歌う時の点々さんは翳りがあって、とても妖艶だった。

後ろから見てたから、サポートメンバーさんも全員本当にかっこいいなって、よくわかったよ。
3月の初ライブから、ライブを見るたびに好きになっていったよ。

最初はとても控えめなステージングだった真平さんが徐々に、とても楽しそうにギターを弾かれるようになったこととか、
アガサさんのベースが耳に飛び込んでくるようで衝撃的だったこと、そしてこの人はなんて点々さんの声を愛してくれてるんだろうって胸を熱くしたこととか、
リヒトさんが少年のように儚くて綺麗な佇まいで、それでいて狂気をはらんだような鍵盤を弾き散らかす姿にときめいたこととか。
全部ぜんぶ、思い出したよ。

ヤスさんが離れてしまったことは、ヤスさんのスネアの音がとても好きだったから寂しかったけど、
higiriさんがどんどんRe:MBHIに馴染んでいく過程も、胸を打つものがあった。


4.燃ゆる東京

途中で点々さんが「円作れー!」って叫んで。
サークルモッシュさせて、それを楽しげに見下ろしていた。その視線がとても好きだった。
そのあとは、「今から逆ダイな!」とか言って、4月2日ぶり?かな?の逆ダイもさせたりとか。

燃ゆる東京は真平さんがワウ踏む貴重な曲だから、みんながサークルモッシュしてるあいだにもかっこよくワウ踏んでらして、私はそれを眩しいような気持ちで見ていた。


点々「まだまだ足りねえんだよ!もっといけるよなあ?散らかしていけるか?!」


5.ハゲ散らかしたジョニー

Re:MBHIの曲としては初めて世に出た曲。
MVが公開された日のこと、よく覚えている。活動の発表から音源の公開まであいだがあいたから、
どんな音を聴かせてくれるのか期待もしていたけど不安もあって。
結果、MBHIとは全然違う音だった。まったく違うベクトルだけれど、凄まじくかっこよくて鳥肌が立つようだった。
何より、ピアノの音がこんなに心地よいものだということを、思い知らせてくれた。
ピアニストのいるロックバンドというものを、私は特撮と筋少(どちらも三柴理さん)くらいしか知らないから、
鍵盤弾きの人は狂気じみているのがいいなと思っていて、
リヒトさんはその清廉さと狂気を内包した美しい佇まいが、本当に理想のピアニストだった。

この曲もモッシュ曲なので、フロアの前方はかなり激しいモッシュゾーンになっていて、
点々さんが少し遠い目でフロアの光景を見ていたように思った。
Re:MBHIの点々さんは、鋭さもあったけれど、どこかいつも楽しそうだったなって、そんなことを思い出していた。
最初の数回のライブでは、フロアの空気をつかみかねてもどかしそうに感じることもあったけれど。
いつしか、1回1回のライブを楽しむことにシフトしていったように思う。勝手な印象だけれど。

だからね、時々遠い目をするのは、終わりを見据えていたから、儚いことを知っていたからかな、と考えたりもするよ。


曲終わりで、ふっと暗転すると、メンバーさんの名前を呼ぶ声が響く。
リヒトさんが、抑えめの音量で、悲しげな旋律を奏でてらしたと思う。

点々さんがお話ししようとスタンドマイクに手をかけると、歓声がすっと静まる。

点々「静かにしなくていいよ!ずっと声出してていいから。静かな曲でも、全身全霊で、全力で楽しんでほしいからさ・・・」

言い回しは正確ではないけれど、「全身全霊」という言葉をおっしゃったのは、はっきり覚えている。
私も好きだよ、その言葉。

点々「今日は本当に、来てくれてありがとうございます。心を込めてこの曲を歌います。Wonderland」


6.Wonderland

点々さんがこの曲を歌うときの感情の込め方がとても好き。

私は点々さんの声が世界一好きなのだけど、声ににじむ悲痛な切なさ、みたいなものに、
どうしようもなく惹かれているのだと思う。
それがこの曲ではとても如実にあらわれているから、とてもえぐられる。

この日も点々さんの声は突き刺さるようだった。

「タチの悪い拗らせた私は」という歌詞があるのだけど、
この日は「タチの悪い置き去りの君達は」と歌ってらしたように思う。そんなことは初めてだった。
どうしてだったのかな。置いていかないでよ。
取り残されるような気持ちでこの日のライブに参加していた私には、鈍い痛みとなって響いた。

ギターソロに入る前に、点々さんが真平さんの方をさして、ギター!と叫んでいたと思う。
真平さんのソロはいつも端正で美しくて好きなのだけど、
Wonderlandのソロの泣き具合は本当に素晴らしいと思う。いつも見入ってしまう。


7.プラスチックマン

この並びで聴くとより刺さるものがある。
この曲も点々さんの孤独さがにじむような曲だから。

私は表面的にしか点々さんのことわからないから、人懐っこくて愛したがりで愛されたがりな寂しがり屋に見えているけれど。

Re:MBHIの歌詞は、人を愛せなかったり、愛を失ったりするもどかしさと苦悩がにじむことが多くて、
点々さんという孤高のカリスマの孤独さに、思いを馳せたりしていた。

「はぐれてからもずっと地ばかり見て歩いた」と歌いながら、地面を指差す仕草が痛々しかった。
泣いているみたいな声で。

点々さん、フロアを射抜くように見渡すこともあるけれど、
時折ここにいないみたいに、私達のことが見えていないのかなって感じることもあって。
この曲のときはちょうど、そんな風だった。

世界でひとりきりの点々さんを、外界から見ているみたいだった。

私はそんな点々さんが好きで。もしかしたらそれは残酷なことなのかもしれない、と思った。
身を削るようにして、命を削るようにして、孤独に耐えながら歌うこの人が好きなんだって。
私が点々さんに期待することはあまりにも酷だ。


8.アイスピック

3月の、初めてのライブのときから演奏されていた曲だけれど、
音源にもなっていないし、夏のツーマンシリーズでも途中から演奏されなくなってしまって、聴けたのは久々だったと思う。

少しジャジーな雰囲気もあって、ゆるやかなテンポが心地よくて。
点々さんの歌声の新たな可能性を、感じさせてくれた曲でもあったな、と思い出していた。
こんな風に大人びた切なさも表現できる人なんだ、って。

Bメロにあたるのかな、とあるパートの3連のリズムに合わせて、足踏みするようにステップを踏む点々さんが好きだった。
その姿も久々に見られてうれしかった。

「初めてのクリスマスに 僕が僕を好きになれますようにって願ったんだっけな
 願いは叶ったかって? そんなこと見てたらわかるだろう」

「君のサンタ いくつまで生きてた?教えて 僕のサンタ 今でも冬の夜空を飛ぶ」


アウトロの、点々さんの歌と真平さんのギターだけになるパートがとても好きで。
真平さん、その時だけピックをすっと口にくわえて指弾きをされるのだけど、その所作も音もとても美しかった。


私はMBHI以降の点々さんしか知らないからその前はわからないのだけど、
MBHIのときは単純に歌えていなかったり、気持ちが入りすぎて歌詞が飛ぶことが多い人だという印象があった。

それでも、そのロックスターとしての華みたいなもので乗り切ってしまう人だったというか。

でもRe:MBHI以降はボーカリストとして、とても成長した姿を見せてくれていたように思う。
会場の空気を味方に付けられないような雰囲気の時でも諦めたり手を抜いたりはなさらなかったし、
声の調子が悪いと感じることは一度もなかった。

こんな言い方をすると随分えらそうだけれど、私は歌詞の細部まで聴き取りたいといつも思っているから、
点々さんのそうした成長であるとか努力は、とてもうれしかったんだ。


点々「楽しんでますかー?最高の笑顔、見せてください」


9.27

後方のスクリーンに大量の文字が流れるように映し出される。
詳細はわからなかったけれど、レコードレビューとかライナーノーツといた感じの文章なのではないかな、と感じた。

「27club Rockstar Dead 死後の評価などもうない 今生きて歌う声に最高の値打ちを下さい」

点々さん、楽しそうだったな。

本当に、ステージを楽しまれていたと思うし、サポートメンバーさん達に笑いかけたり肩を抱きに行ったり、人懐っこい笑顔がたくさん見られた。
あんなに寂しい声で歌っていた人がこんな風に花が咲いたように笑うんだ。
とても眩しかった。


点々「次の曲は、Re:MBHIの曲じゃなくて・・・1曲目もそうだったんだけど。とても大切な曲です。どの曲も大切だけどね・・・(笑) だからこの曲に、気持ちを込めて歌います」

10.青空ギロチン(My BACTERIA HEAT IsLAND)

「無題」と同様、MBHIの曲だ。
この曲のことも本当に大切だった。何もかも好きだった。
MBHIと一緒にもっと広い世界が見られると思っていた。

今、その場所はとても遠いけれど。またこうして息を吹き込んでくれてありがとう、と思った。

「限りなく続くこの宇宙では 正しさなど微塵もないと知った」

「微塵もない」と歌いながら目の前で指で輪を作るようにする点々さんを見て、
確かその動きはケミカルの時も、そしてラッコのMVでもしてらっしゃるなあ、と思うなどしていた。

そしてRe:MBHIの編成で、アレンジで聴くこの曲もとても好きだと思った。
大祐さんが弾いてらしたパートだな、なんて考えながら耳を傾けて。
リヒトさんのピアノが、この曲をより美しくしていた。

かき鳴らすようにして音が高まっていったあとにふっと静かになるパートがあって、
その部分で点々さんのつぶやくような歌声に、リヒトさんのピアノが優しく絡むのがとても好きだと思った。


11.III秒で光る骸骨狂ったチャップリンと命名(KuRt)

これも、点々さんの以前のバンドのcoverだ。
音としてはとてもテンションが上がるような構成で、各パートの見せ場があるのがまたライブ向きだと思った。

それにしても私にとっては、私が馴染みがない頃のてんてんさんだな、というのをいつも感じていたように思う。
その違和感みたいなものは、若さ、とひとことで片付けることもできるし、
点々さんはバンドを、活動形態を変えられるたびに、纏う色を変えられてきた方なんだ、とうことの実感でもあった。


12.my head bursting open call a doctor

この曲はどうしていたかな。何度もモッシュパートを繰り返していたような気もする。
私はこの曲はモッシュするための曲だと思っているので、あまり思い入れがなくて覚えていない。

点々さんは引き続き、楽しそうにフロアを見渡したりサポートメンバーさんと絡んだりしてらして、
とても愛おしいなと思ったけれど、私の感じている寂しさや悲しさとの距離を感じて、さらに寂しくなったりしていた。

それに、私がぼんやりしていたせいもあって、点々さんから鬼気迫るような気迫を感じることが
そういえばこの日はそれほどなかったかもしれないな、なんてことを考えていた。
勝手な感慨だけれど。

私が点々さんに期待してしまうような奇跡みたいな神がかり的なステージングは、
ご自分を追い込んだり精神的にえぐるような鋭さをもってして初めて発現するものなんじゃないかなと思うから。

先述のとおり、私が点々さんに求めているものはきっと残酷なんだ。
ごめんね。
これから先は、点々さんがステージに立つことの楽しさと喜びみたいなものを、素直に受け取れるようになりたい。


13.狂犬病

音源化されている曲の中では一番好きな曲だ。
リヒトさんのピアノの疾走感がもっとも炸裂している曲だと思う。
ライブで聴くたびに好きすぎて苦しくなる。
点々さんの噛みつくような歌声もとても好き。

この日も本当にかっこよかった。各パートの主張がとても強くて、全員がかっこよくて。大好きだった。
まるでぶつかり合うように強いフレーズが散りばめられているのに、それが凄まじく調和している。
きっと個々のプレイヤーとしての技量によるところも大きいのだと思う。


確か、曲が終わると点々さんが早々に去って行って、残響の中、メンバーさん達がお一人ずつはけていった。



-EN-

アンコールに応えて最初に登場されたのはリヒトさん。
1曲フルではなかったのだと思うけれど、ピアノだけで演奏をしてくださって、胸がきゅっとなった。
リヒトさんのピアノが好き。ずっと聴いていたかったな。
Re:MBHIではない場所だとしても、またリヒトさんのピアノが聴きたい。

そして他のメンバーさんが登場される。真平さん以外は白いRe:MBHIパーカーだった。
点々さんにそのことをつっこまれていたけど、おそらく普通に持ってくるの忘れたんじゃないかな。
点々さんが、俺には真っ白に見えてるよ!(実際は黒いシャツ)なんて笑ってらした。

点々「アンコールありがとう・・・。次の曲は、もうやった曲なんだけど、ピアノアレンジでもう1回歌いたいなと思います。歌っていいかな・・・?まだ音源化されてない曲なんだけど、やっていくうちに特別な曲になっていったと思います」

言い回しは正確ではないけれど。
きっと、あの曲のことだ。そう思って震えた。


1.ナイフ (Piano Ver)

通常verとピアノアレンジver、両方大好きで。どちらが聴けるんだろうとどきどきしていた曲だったから。
両方聴けるなんて。とてもうれしかった。
ピアノアレンジは、途中まで点々さんとリヒトさんのみで、途中からバンドアレンジに変わるのだけど、
点々さんの声が際立つようで、本当に好きだった。

この曲に、次に会えるのは、いつになるんだろう。そう思って涙があふれた。
大好きで大好きで、大切だった。こんなに早く、お別れするなんて思っていなかった。


点々「懐かしい曲を歌います。・・・もしかしたら恥ずかしくて歌えないところもあるかもしれないけど・・・がんばって歌います(笑)」


2.ドロ船(KuRt)

宣言通り、照れたような表情でサポートメンバーさんと顔を見合わせてごまかしたりする場面もあったけれど、
それでも精一杯歌ってらしたように思う。


3.ひまわり (餞ハナむケ。)

続いて、さらに点々さんがお若い頃の、長いキャリアの最初のバンドの曲が演奏されて。
若さとか青さとか、ひりひりするようなきらめきがあって。
照れ臭そうだけれど、点々さんはとても楽しそうに見えた。

Re:MBHIの活動を始められたことで、過去の曲を振り返って拾い上げて、また息を吹き込むような、そんな奇跡がいくつもあったと思うから。
この先、遠い未来でもいいから、私も出会いたい曲達にまた会えるといいな、なんて考えたりした。


点々「・・・この曲だとこういう風に、笑っちゃう感じになるからさ・・・(笑)もう1曲やります。これも2回目だけど、付いてこられるよなあ?!」


4.ハゲ散らかしたジョニー

2回目のジョニー。ツーマンシリーズでも2回演奏されることが多かった曲で、
点々さんは2回目の時は決まってテンポを上げていかれるから。
higiriさんの方を向いて、もっと早く、というように指を立てて合図する。
その仕草も、また見られてよかったな、なんて思っていた。


点々「まだ、これじゃ終われねえんだよ!!」

そんな点々さんらしい叫びを聞いて、また愛おしさが増した。
いつもそうだった。予定にない曲を追加してしまう人だった。
床に貼ってあったセットリストの紙を乱暴に剥がして、higiriさんの方に向けて曲名を指で示す。
そして始まり方の指示、のようなことをhigiriさんに伝えるのだけど、
その内容が難しかったみたいでhigiriさんが点々さんに耳打ちで何か返事をして、
点々さんが、え?そうなの?じゃあそれでいいよ、なんて会話をされていたような気がする。


5.my head bursting open call a doctor

何度も何度も、名残惜しいようにモッシュとか逆ダイパートを繰り返していた。
私はその喧騒を遠くから眺めながら、この愛しい空間に別れを告げることの意味を考えていた。
こんなファンでごめんね。最後まで、楽しい気持ちとはかけ離れたところにいたよ。

曲が終わり、メンバーさんが一人ずつはけていって。
それがRe:MBHIとのお別れだった。

点々「また、遊ぼうな!」

そうだね。また、会えたらいいね。

このタイミングではないのだけど、どこかのMCで、点々さんが
「まだ音源化していない曲もあるし、これで終わりじゃないから」ということもおっしゃっていた。
音源化していない曲のこと、忘れないでくださったらいいな。私は切実に焦がれているから。

リヒトさんが手を上げて歓声に応えながら去っていかれるお姿を見て、
そういえばあまり客席を見ることのなかったシャイなリヒトさんが、
この日はあえて客席に視線を向けるタイミングも多かった気がする、なんて思ったりした。

アガサさんがベースにキスをしてから去っていかれるお姿も、とても好きだった。

Re:MBHIは点々さんのソロプロジェクトであってバンドではなかったけれど、
私にとってはバンドと呼べるものだったし、その空間を構成するすべての要素が本当に大切で愛おしかった。

バンドというのはすなわち、人と人がぶつかって起こす化学反応みたいなもので、
とても流動的で、一瞬の輝きであるのかもしれない。
次に会う時は別の形をしていて当然だから。今のままで帰ってきてくださいなんて願えなくて。

だからとても苦しかったな。

残しておきたいからたくさんツイート引用する。消えてしまうものもきっとある。








もう、そんなこと言われたら本当にごめんなさいしかないよ。
同じ気持ちにはなれなかった、ひたすらに寂しくて上の空だった。それでも、大好きだった。



















うざ愛しい人・・・アガサさん・・・。
アガサさんは本当に点々さんのことを、点々さんの声を愛してらっしゃるんだなあと何度も思ったな、って。思い出した。

私も点々さんうざいよ、大好きだけど嫌いだし、ばかー!って言ってひっぱたきたいよ。
でも本当に愛おしい人。そして唯一無二のロックスターなの。誰も代わりになれない。



アガサさん・・・。あなたの音楽にかける情熱が、とても眩しくて好きでした。



リヒトさん、彗星のようにあらわれた人という印象が強くて、次にどこで会えるのか今はとても不安だけれど、
またピアノを弾いているリヒトさんに会えることを、信じたいです。



真平さんのことは、どんどん好きになっていったな。
ゆるやかなところから、勢いをつけて好きになっていった。



Twitterアカウント、消さないでくれてよかった。そのことにはとても怯えていたから。

また会いたいな。大好きで大切で、必要なものでした。

続きはちょっと個人的な話ばかりになるけれど、まとめて残しておきたいので。
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【2016/10/05 03:37】 | Re:My BACTERIA HEAT IsLAND | トラックバック(0) | コメント(0)
2016-08-18 Re:My BACTERIA HEAT IsLAND 新宿club SCIENCE
Re:MBHI、活動一時停止前の最後のイベント出演だった。

ワンマンやツーマンがその活動のほとんどを占めていたRe:MBHI、この日で16回目のライブだったけれど、
3バンド以上出るイベントに出るのはわずか4回目。
だから点々さんが、ご自分を見に来た以外の人たちを相手にどんなパフォーマンスをされるのかな、ということも楽しみではあった。

短い時間だったけれど、点々さんはご自分の表現を全うされていたように思う。
感想として残せることはそんなにないけれど、断片だけでも記録しておく。

<2016-08-18 Re:My BACTERIA HEAT IsLAND 新宿club SCIENCE「Devil Kitty 主催5DAYS 天魔五行思想」>
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【2016/08/20 19:39】 | Re:My BACTERIA HEAT IsLAND | トラックバック(0) | コメント(0)
2016-08-13 Re:My BACTERIA HEAT IsLAND 東高円寺二万電圧
Re:MBHI主催ツーマン「遅れてきた狂犬」最終日。

私の夏もこの日終わったなあ。

10日間、見届けることがささやかな夢でした。
その夢は叶ったけれど、Re:MBHIとのお別れも通告された。
「一時停止」とはいえ、期限がわからないなら無期限と同じだ。
2016年夏。忘れられない記憶になりそうだ。高揚感と、そして痛みとともに。

最終日のRe:MBHIは本当にかっこよかった。

10日間のあいだ、徐々に研ぎ澄まされていくのを見守るような日々で。
とはいえ、着実に階段を上るように向上していったというよりは、
突然、奇跡みたいな、化学反応を起こしたかのようにモンスター級のライブをしたかと思えば、
少し和やかな雰囲気で終わる日もあったし、そこは血の通った人間らしい進歩だったのかもしれない。
もっとやれるはずだよね?と思ってしまう日もあったけれど、その次のライブでは必ず取り返しにくるような。そんな気概もあった。
そして最終日には本当に、凄まじく進化を遂げたRe:MBHIを見せつけてくれたと思う。

このツーマンシリーズが始まる前と最終日とでは、その一体感と放出されるエネルギーが桁違いに進化していることだけは、確信を持っている。観客目線で。
だからこそ、あと2回のライブで活動が一時停止することが苦しい。

そんな邪念を振り払えないまま重い気持ちで参加した、最終日の記憶を少しだけ書き留めます。
点々さんはそんなこと望んでないよね。
活動がまもなく停止することとか関係なく、全部忘れてぶつかり合うようなライブにしたかったんだと思う。
だから、振り払えない自分の不甲斐なさを、ごめんなさいってずっと思っていた。
泣いてるのか笑ってるのか自分でもわからなかった。

最初に言っておくと本当にこの日は記憶が薄いので、感想の内容が曖昧だし、脳内補完している部分が多いと思う。
それと、いつも主観でしか書いてないけど、より客観性が乏しい。
ニュアンスで捉えていただければと思います。

<2016-08-13 Re:MY BACTERIA HEAT ISLAND 主催2マン「遅れてきた狂犬〜パピヨン〜」東高円寺二万電圧>
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【2016/08/15 21:29】 | Re:My BACTERIA HEAT IsLAND | トラックバック(0) | コメント(0)
2016-08-12 Re:My BACTERIA HEAT IsLAND 東高円寺二万電圧
Re:MBHIの活動一時停止が発表された。

ライブ中に点々さんの口から至極さらりと、その旨の告知があって、
そのあとオフィシャルサイトでも告知があった。

【9月25日のワンマンを持って年内の活動を一時停止】と。

「年内の」、また「一時」と付いている意味がいかほどかはわからない。
同時に「再開の目処は立っていない」との言葉が添えてあったから。

どう受け止めてよいのかはまだはかりかねている。時間をかけて消化していくしかない。

ライブの感想が書きたいけど、その発表に動揺してほとんど吹っ飛んでしまった。
だからとても曖昧だけれど、覚えていることを少しだけ書き残す。
この日も点々さんは本当にかっこよかった。
魂を削るようにして歌う点々さんだった。

そんな日の点々さんは本当にカリスマで、唯一無二のロックスターで。
代わりなんていないから。どこにも行かないでほしい。

<2016-08-12 Re:MY BACTERIA HEAT ISLAND 主催2マン「遅れてきた狂犬〜パグ〜」東高円寺二万電圧>
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【2016/08/13 07:31】 | Re:My BACTERIA HEAT IsLAND | トラックバック(0) | コメント(0)
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