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プロフィール

香菜

Author:香菜
大槻ケンヂ先生、narasakiなっきー、ルーク篁さま、ANGEL-TAKAさん(肉眼で確認できる唯一の天使)、クラオカユウスケさん、点々さんが大好きです。

好きなバンドはCANTA、宇宙戦隊NOIZ、えんそく、My BACTERIA HEAT IsLAND、特撮、筋肉少女帯、coaltar of the deepers、INO HEAD PARK、eversetなど。

ライブという空間が生きがい。
しかし対社会スキルが異様に低いので人が多い場所ではキョドります。すみっこで生きてます。
脳内ダダ漏れチラシの裏blogです。
生まれてすみません。
Twitterでは「ザジ」という名前です。
どちらでも呼びやすい方で呼んでくださいませ。

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ザジ、あんまり殺しちゃだめだよ。
2017-11-12 ラッコ 大阪 アメリカ村CLAPPER
ラッコの3回目のワンマンツアーが始まった。

1年前の、始動してまもなくの1stワンマンツアーも、スタートは大阪だった。

思えば、バンドは生き物なんだと肌で感じるような一年だった。

キャリアがあるメンバーさんが多くて、演奏技術もすこぶる高く、デモンストレーションライブからずっと、ハイクオリティなパフォーマンスをされてきたラッコのみなさんだけれど、
それでもこの一年の進化はめざましかった。

個人的には「そつなくまとまっている、ショーケースのような作品」と感じていた最初の音源から、
ラッコらしさを確立しつつ、ジャンル分けが難しいほどに「ラッコの音楽」を突きつけてきた、最新音源の『弱肉教職』へと。

「ラッコらしさ」の模索が続いていく中で、やはりフロントマンの平一洋さんの色が、世界観が強く反映されるようになったと思う。

私から見て平一洋さんは、常人とはかけ離れた鋭い感性と発想力をお持ちの方で。
新しいコンセプトが発表される度に、ああ今回も私の理解が追いつかないことをしてくださった、と安堵するという特殊な存在です。

今回は1st FULL ALBUM『弱肉教職』を掲げてのツアーとなるわけだけれど、このアルバム発売を起点に、ラッコはドロップAチューニングを止めて、全曲レギュラーチューニングに変わった。

つまり既存曲もすべて生まれ変わるわけで、ライブでもほぼ新曲のような状態での演奏になるのだから、大きな決断だったと思う。

アルバム制作にあたり、SANさんは新曲の作曲を、milkさんは既存曲のリアレンジを、と分担することに決めて進めていかれたとインストアのトークでうかがったけれど、
お二人とも本当に、素晴らしいギタリストであり、作曲編曲のセンスも卓越していらっしゃると思う。
アルバムに収録されている既存曲も新曲もどれも素晴らしいので、沢山の人の耳に届きますように。

前置きが長くなったけれど、ライブの記憶を少しだけ書き残す。
私の脳が記憶していることだけなので、確かなことはひとつもないです。

<2017-11-12 ラッコ 大阪 アメリカ村CLAPPER 感想・覚書。>


セットリスト。

1.教育
2.火花散らしたら
3.終焉詐欺
4.ほろ苦ィ。

MC
5.白昼夢
6.Googly eyes
7.溝鼠讃歌

MC
8.本当の自分の物にナッテイナイ物
9.幽囚谷のバッタ

MC
10.PM5:00
11.サニーサイドアップ


en
1.本当の自分の物にナッテイナイ物
2.白昼夢
3.溝鼠讃歌


まず最初に感じたのは動員の多さ。
比べるものでもないけど、体感としては1年前の1stワンマンツアーの3倍は人数がいたように思うし、
事実、CLAPPERは満員に近かったのではないかな。
大阪という土地で、ラッコがこんなに求められているんだな、というのをひしひしと感じて、開演前からそわそわするような気持ちだった。

登場はSEがあってメンバーさん1人ずつ登場する流れ。
あの曲、テンポが緩やかになったり早くなったりするから、手拍子しようとしてもずれるので、私はぼんやり聴いているけど、やはりカスタネッター(ラッコファンの呼称)としてはカスタネット叩くところなのだろうか。

最後に登場された平一洋さんを見て、あら、もう新衣装をフルで着るのはやめたのね。と思った。
黒いファーのジャケットは着てらしたけど、あとは白シャツに細いネクタイ、黒いパンツで、どちらかというと1周年記念公演無料の部の衣装に近いのでは。
とはいえこの日も本当に美しくて。まだ薄暗いステージに浮かび上がるシルエットに息が止まりそうだった。

そして始まった1曲目が「教育」で。
アルバム弱肉教職の1曲目でもあり、このアルバムのコンセプト、方向性を位置付けた曲。
ミドルテンポで、少しシニカルで気怠い雰囲気もあるこの曲を、マイクスタンドに両手をかけて、時に吐き捨てるようにして歌う平さんはとても妖艶だった。

1曲だけ歌ったら、平さんはもうファージャケットを脱ぎ捨てていたような気がする。

「火花散らしたら」は既存曲のリアレンジでかつ弱肉教職に収録されているので、耳馴染みはあるけれども、
やはり1年間聴いてきた感じとはまた違うので新鮮さがあった。
この曲のmilkさんのギターソロが前のバージョンでも好きだったのだけど、
リアレンジでさらに技巧的でわくわくするようなフレーズになっていて、ライブで聴いても本当にかっこよかった。

「終焉詐欺」は弱肉教職には収録されていない既存曲リアレンジで、それでも11月3日の一周年記念公演で披露されていたので、レギュラーチューニングでライブで聴くのは2回目だった。
勘違いかもしれないのだけど、この日のギターソロ、milkさんが弾いていたような?以前はSANさんのソロだと思っていた。

そして終盤のテンポが遅くなるところで、平さんがこの日も音程を探るような歌い方をされていたので、BLAZEの時と同じだなあと思うなどした。
平さん、本当に大人になったというか、そういう時に以前なら歌うことを諦めたりしたんじゃないかなーなんて失礼な想像をして、ほんの3年しか見てない私みたいなファンでも、進化をこうやって感じられることがきっと尊い、と考えた。

「ほろ苦ィ。」はギターソロがSANさんお一人だったのがmilkさんも加わってソロ回しになったとツイートで知り、
(BLAZEの時に私は一体何を見ていたのでしょう。覚えてない)
この日は見落とすまいとギターのお二人を凝視していましたが、ソロ回しすごくよかった。かっこよかった。


最初のMCは何をおっしゃっていただろう。
「3回目のワンマンツアー大阪、来てくれてありがとうございます」
とかそんなお話はされていた。
ラメさんが2回目のワンマンツアーだと言っていたそうで、3回のはずだよな?と思ってたけど合ってるよね?とか。
3回目ですよ、始動の時のはじめての着水ツアーと、2回目は春のシドヴィシャスツアーで、
そして今回の武者修行だから。


「白昼夢」のBメロがジャンプだったかな。
確か、「帰れない気がしてるだろ?奇遇だね僕もなんだ」の後半部分を言わずに、
「足使うぞ!」とジャンプを促されたような記憶がある。
この曲すごくライブ映えするのがよくわかったので、今後どんな風に育っていくのか楽しみだなあと思っている。

「Googly eyes」は、曲自体にそんなに思い入れがないので逆ダイしてる光景をぼんやり見てしまうのだけど、
ラッコは、平さんは会場の熱を上げて、傍観者を当事者に変えていくことにかけて凄まじい才能を発揮していて本当にすごいと思った。

この日の大阪のフロアの熱気は本当にすごいものがあったと思う。
アルバムが出たばかりで新曲がこなれていないのは当然として、既存曲すらすべてリアレンジで。
ツアー初日だし、もっとお互いに手探りの雰囲気になってもおかしくないのに、求め合うというか待っているだけじゃなくてぶつかって行くような熱さがあった。

平さんがよく「演奏止めるくらいやってみろよ!」とか「ステージ上がって来たかったら上がって来いよ!」
とおっしゃるけど、うん、それはちょっと難しいかな。

フロアを左右にわけてWODしてたのはたぶん「溝鼠讃歌」だと思うけれど、私はSANさん見るのに忙しいのでそれどころではない。
そしてなぜSANさんを見ているかというとこの曲はワウペダル多用されるからなのだが。大阪ではあまり使っていなかったようなー。


このタイミングのMCかな?私にとっては衝撃的なことを平さんがおっしゃった。

平さん「ラッコを1年間やってみてわかったことがあって・・・バンドって勢いだけでやってたら駄目なんだなって。ちゃんと歌わないと、とか。だから新曲やるのが怖かったりするんだよね。・・・でも、今日の大阪なら大丈夫!ありがとー笑」

ちゃんとしないといけないというところから、とても遠くにいた人だと思っているので(ど失礼)
あらためて言葉で言われると、お、おう・・・と目が泳いでしまいそうになりつつ、
でもやっぱりそうなんだなって、平さんすごくそういうところが大人になられたんだなって、折に触れて感じるような一年間だったから。
そう思ったら胸にずしんと響くものがあって、受け止めるのに必死だった。


「本当の自分の物にナッテイナイ物」この曲はこの長いタイトルで読み方は「借り物」と4文字なのだけど、
この曲の時に横揺れなリズムに合わせてカスタネットを叩くように促され、やってみるとまあ曲に合っているよねえと思うなどした。
(私はカスタネット苦手なので頑なに自分では叩かないんだけど、この曲には合っていると思った)
少し大人っぽい気怠さもある曲で、SANさんのギターソロもとても渋くてよかったな。

それと、曲の最後の「ゴミ同然の種浮遊」とフェードアウトしていくような歌詞の部分で、
平さんが体を真横に下手側に向けて、口元にたんぽぽの種子を寄せて息でふっと吹くような仕草をされたのが、背筋がぞくっとするほどかっこよかった。
本当に、仕草ひとつ指先の傾け方ひとつで絵になってしまう人だし、何をしてもこれが正解だ、ってなるのがすごい。


「幽囚谷のバッタ」はリアレンジが弱肉教職に収録されている既存曲で、より洗練された印象がある。
milkさんのフレーズがより際立つようになった気がする。


このタイミングのMCで、残り2曲しかないです、ということと、アンコールやらないから出し切って帰ってくださいというようなことを平さんがおっしゃっていたと思うのだけど、急に話したいことを思い出したご様子で

平さん「ちょっと、小話していい?」

小話って。漫談か。

平さん「みるみるが昨日誕生日で・・・昨日じゃないわ、一昨日だ。何かプレゼントあげたいと思ってさ。いや、もうあげたんだよ?IKEAのパーカーを。IKEAのパーカーの話は今はいいんだよ、それで昨日、みるみるにギターの弦をあげたいと思って・・・その時俺以外誰もいなくて。さんちゃんに電話しても出ない、みるみるに・・・弦何使ってるの?なんて聞いたらバレバレじゃん、ひぎりくんもびーさんも出ない。あれ?俺ハブられてる?笑」

かわいい。

平さん「そうだラメさんに聞こう!と思って電話して『今誰も電話つながらないんですよ、みるみるってギターの弦何使ってるかわかります?』て聞いたら、『わかった。みるみるー!ギターの弦何使ってるー?』あー!本人に聞いてるー!ということがありました笑」

華麗にオチがついた、ラメさんで。
というか平さん、ライブ中にその話、今必要ですか?という小話を始めてしまうことがたまにあって、
そういう時はだいたい何かのスイッチが変な方向に入っている時だと思うので、
平さんの小話があると、あ、いいライブなんだな今日・・・と思うようになっているかも。
なのでいいライブでした、初日大阪。


「PM5:00」は、語りの部分が好きなんだけど、それはやっぱりライブでは聴けないみたいだな。
それは置いておいても、私には鈍痛を与えてくれる曲だな、と思って聴いていた。美しくて、切なくて、痛みがある。

本編最後の「サニーサイドアップ」に入る前には、確か日曜にしかやらない曲をやりますという前振りがあったと思う。
私はこの曲で号泣してしまったのであまり記憶がないです。
色々思い出してしまった。また日曜に、会えたらいいね。


アンコールやらないから、は平さんはいつもおっしゃるし、いつも本当にそのつもりなのだろうと思うけど、
1曲でも多く聴きたいのがファン心理で。この日はもう無理かと思ったけど、
アンコールに応えてまず最初にhigiriさんが登場してくださった。
セプタムのピアスが、頭を振るとぶつかって痛いです。というお話をされていたと思う。

そして平さんが照れ笑いのような笑顔で登場されて、せっかくなので新曲を早く馴染ませたいからやります、というようなことをおっしゃって「本当の自分の物にナッテイナイ物(借り物)」と「白昼夢」を。
そして、まだ自分の物として歌えてないわ本当に借り物だわ、自分のもので終わらせたいからもう1曲やります、と最後に「溝鼠讃歌」だったかな。

平さん、最後の曲の雰囲気にもよるけど振り返らずに去っていかれることが多くて、
それでも確かこの日は、客席の方を少し見るようにして笑顔を向けられてから、去って行ったように思う。
今日もきっと、平さんご自身が楽しさを感じるようなライブだったんだな。と思った。


ラッコ3回目のワンマンツアー、初日大阪、これにて終演。ありがとうございました。

ちょっと時間をおいてしまったせいもあるけれど感想がとてもふわふわしている。
圧倒されていたのは確かだ。

この日はフロアが「ラッコを求めている」という圧が凄かった、うまく説明できないけど。
こんなに待ち焦がれていたんだ、ということを客席にいて肌で感じられてよかった。


私はラッコのライブでどこか当事者意識がない。外界から眺めているような気分になってしまうことの方が多い。
ラッコの平さんは、こういうライブをする人なんだな。と事象として受け止めている。

ラッコの曲もライブパフォーマンスもとても好きで、このバンドで今、平さんが歌ってくださっていることがうれしい。

それでも、平さんが時々知らない人に見えてしまうのは、私がまだ点々さんの幻影を見ているからなんだということは自覚がある。

そのことに引け目を感じてきたけれど、思い出の中の点々さんのことも、ラッコの平さんのことも同じくらい好きなままでいたいな。
思い出は色褪せずに、鮮やかなままで。

平さんが歌ってくださる限り、曲が変わっても活動が変わっても、私はずっと好きになると思ってきた。
世界で一番好きな歌声だから。
そして今は確かに、そのとおりになっている。途切れずに歌い続けてほしい。







ん?褒美?と思ったら、全曲のリリックムービーがこのあと公開だったのだ。大盤振る舞い。




フルバージョンのものも数曲あるし、ぜひ一度ラッコの音楽に触れてみてほしいと思う。
私があえて選ぶなら「冷えきった魂について」と「青年ナイフ」かな。
平さんらしい世界観で、痛みを伴う言葉に満ちていると思うから。


ラッコというバンドは本当にすごいバンドだと思う。
一人一人がプレイヤーとしてとても魅力的で、かつストイックな探求者であろうとしている人ばかりだと思うから。
そして平さんの存在感と歌声を、大切にしてくださっているのがファンの目線から見ていてもひしひしと伝わる。

BLAZEで観てからの大阪だったので、キャパシティで言えば5倍近い差があったのではないだろうか。
Ivyさんはじめとしてステージングが華やかなメンバーさん達だし、ステージがとても狭く感じた。
これから少しずつ大きな会場に挑戦していってくれるかな、と未来に期待している。


1歳になったラッコのワンマンツアー。

ファイナル12月30日の東京までに、どんな進化を見せてくれるのか、見届けるのを恐々と楽しみにしている。

この音楽が届きますように。この熱が伝わりますように。
伝わらない世界なら嫌い。早く壊してほしいな。そんなセンチメンタル。

では、また近いうちに。

【2017/11/23 03:41】 | ラッコ | トラックバック(0) | コメント(0)
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